31: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:31:59.12 ID:B3eZGGF6o
 さやか「あいつの好きそうなものとかはわからないけど……」 
  
 さやか「でも、何かひとつくらいあるはずだよ。気になってることとか、得意なこととか」 
  
 さやか「このままだと、残りの楽しいはずの中学生活をただぼんやりと過ごすことになっちゃいそうだし」 
32: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:32:44.63 ID:B3eZGGF6o
 マミ「力になれるかわからないけど、私も協力するわ」 
  
 杏子「ほむらには世話になったからな。このくらいは返させてもらうよ」 
  
 さやか「ありがとね、杏子」 
33: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:33:29.52 ID:B3eZGGF6o
 さやか「あぁ、まどかはそれやる前にほむらに電話して明日の予約取っといて」 
  
 まどか「え、わたしが?」 
  
 さやか「言いだしっぺはあたしだけどさ、あたしらが誘うよりまどかが誘った方がいいと思うし」 
34: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:34:00.21 ID:B3eZGGF6o
 ――翌日―― 
  
 ほむら「……で、一体何なの?休みの日に全員集まって」 
  
 さやか「いやー、ちょっとね」 
35: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:34:28.12 ID:B3eZGGF6o
 マミ「今日は少し目的があるのよ」 
  
 ほむら「目的?」 
  
 マミ「えぇ。暁美さん、あなたに対してのね」 
36: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:34:56.17 ID:B3eZGGF6o
 ほむら「新しい趣味?そんなの、別に……」 
  
 さやか「そう言うなら何かあるの?好きなこととか」 
  
 ほむら「そのくらいあるわよ。私の好きなことは……」 
37: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:35:23.53 ID:B3eZGGF6o
 まどか「……あのね、わたしがみんなに相談したの」 
  
 ほむら「そうなの……?」 
  
 まどか「うん……。ほむらちゃん、最近ぼんやりしてることが多いよね」 
38: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:36:07.42 ID:B3eZGGF6o
 ほむら「……別に隠していたわけじゃないのだけど」 
  
 ほむら「今言った燃え尽きたのと何をしたらいいかわからないってのは…多分、どっちもなのよ」 
  
 まどか「どっちも?」 
39: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:36:39.45 ID:B3eZGGF6o
 杏子「アタシが言えたことじゃないけど、ほむらはまともな中学生活を送ったことがないのか」 
  
 ほむら「えぇ。ずっと入院していて、そのあとは知ってる通り。ひたすらに同じ時間のやり直し」 
  
 ほむら「そのせいでどう過ごしたらいいのかとか、そういうことはさっぱりなのよ」 
40: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:37:07.74 ID:B3eZGGF6o
 さやか「んじゃ、ほむらから話も聞けたわけだし…そろそろ行こうよ」 
  
 ほむら「ま、待って。結局どこに行くのか聞いてないわよ」 
  
 杏子「それはついてくればわかるさ。ほら、行くぞ」 
41: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 00:37:42.06 ID:B3eZGGF6o
 ほむら「そうだったの……。ありがとう、私の為に」 
  
 まどか「いいの。わたしはただ、ほむらちゃんの毎日が楽しいものになってほしいから……」 
  
 ほむら「まどか……」 
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