91: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:11:09.63 ID:B3eZGGF6o
まどか「謝ることないよ。べ、別におかしな意味じゃないし……」
ほむら「そうなんだろうけど…ガーベラがまどかの好きな花で、それを贈ってもらったから」
ほむら「チューリップの方もそうなんじゃないかって気がして……」
92: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:11:37.18 ID:B3eZGGF6o
まどか(……あれ?今の会話、何かおかしくなかった?)
まどか(いきなり愛の告白なんてしないよ…って……)
まどか「いいい、今のは違うの!わ、わたしは別にほむらちゃんに告白するつもり、なんて……!」
93: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:12:06.24 ID:B3eZGGF6o
まどか「……はぁー。何か大騒ぎしちゃったね」
ほむら「家に私たちだけだったからよかったものの……」
まどか「それは…そうかも。あぁもう、顔、あっつい……」
94: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:12:36.32 ID:B3eZGGF6o
ほむら「綺麗に咲いた花も見れたことだし、私はそろそろ帰るわね」
まどか「うん。でも、綺麗に咲いたのはよかったけど…もうちょっと遅くてもよかった、かな」
ほむら「あら、どうして?」
95: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:13:03.80 ID:B3eZGGF6o
ほむら「……何でもないわ。じゃあ、私は……」
まどか「あ、待って。ほむらちゃんに渡したいものがあるの」
ほむら「渡したいもの?」
96: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:13:33.82 ID:B3eZGGF6o
まどか「ほむらちゃん、お待たせ。はい、これ」
ほむら「これって…ガーベラ?」
まどか「そうだよ。咲いたのをいくつか植木鉢に植え直したんだ」
97: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:13:59.79 ID:B3eZGGF6o
ほむら「まどかがそう言うのなら…ありがたく頂くわ」
まどか「大事にしてあげてね」
ほむら「えぇ。……じゃ、私はこれで」
98: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:14:29.41 ID:B3eZGGF6o
バタン
まどか「……ふへー」
まどか「わたし、何言ってるんだろう……。好きなものを貰ってほしいなんて……」
99: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:14:59.17 ID:B3eZGGF6o
まどか「ここ数日、ほむらちゃんとは毎日一緒に過ごしてたから…今まで以上に仲良くなれたと思うけど」
まどか「急に距離を詰めて、一気に仲良くなりすぎちゃったのかな」
まどか「それに心や頭がついていけなくて、混乱しちゃってる、とか……?」
100: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:15:28.82 ID:B3eZGGF6o
ほむら「……」
ほむら「……ふふっ」
ほむら「まどかがくれた、まどかと私で植えた花……」
101: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/09/01(火) 23:15:54.22 ID:B3eZGGF6o
ほむら「……でも、私は一体何に対して心が動いたのかしら」
ほむら「あのときは確か…まどかと一緒に花の植え替えをしていただけだったはず……」
ほむら「そうなると、私が気になったのは…ガーデニングという行為か、花という物か」
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