過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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146:名無しNIPPER[saga sage]
2015/09/26(土) 20:39:21.44 ID:4/UvvfGP0
数時間後――

士郎「この時間になると全く人が見当たらないな」

セイバー「シロウ、今日はここまでにしようとリンが」

士郎「そっか遠坂から魔力供給があるから遠坂と連絡が取れるのか」

セイバー「ええ、リン達は先に帰るそうです」

士郎「今日は収穫なしか、じゃあ俺達も帰るか――」

セイバー「どうかしましたか?」

士郎「今誰かがいたような……気のせいか?」

セイバー「シロウ?」

士郎「いや、多分気のせい――」

瞬間、全身に寒気が走る

目の前に黒い影が立っていた

知性もなく理性もなく、おそらく生物でさえないその黒い影が蜃気楼のように立ち続けるその光景を

何故、懐かしいとさえ、思ってしまったのか

士郎「あれが、イリヤやアーチャーが言っていた影……なのか?」

セイバー「間違いないでしょう。しかしあれはまるで――シロウ、私から離れないでください」

士郎「ダメだ…あの影には――」

サーヴァントでは絶対に敵わない、そう直感が告げていた

あの影にはサーヴァントは絶対に触れてはいけない

士郎「セイバー!!」


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