過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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15:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 23:26:52.67 ID:3Z8EbzSh0
士郎「俺と遠坂が?」

凛「そう。わたしのアーチャーは今回の聖杯戦争に乗り気じゃないのよ」

士郎「乗り気じゃないって、さっきサーヴァントは願いを叶えるためにって――」

凛「わたしのアーチャーはちょっと特別なのよ。願いはないけど他のサーヴァントに聖杯を渡す気はないっていう」

士郎「なんだよそれ?」

凛「さあね。同盟の対価として、マスターとしての知識を教えてあげるし、暇があれば魔術の腕も見てあげるけどどう?」

士郎「……わかった。手を組もう」

アーチャー「物好きだな雑種、そのような下等なモノと協力するか」

士郎「うを!?いつの間に――」

凛「アーチャー、何か文句あるわけ?あと雑種って呼ぶな」

アーチャー「雑種は雑種だ。なに、別に口を出すつもりなどない」

凛「なら口を挟まないで。それで用もなく出てきたわけ?」

アーチャー「一応貴様は我のマスターだ。報告をしておこうと思ってな」

凛「報告?何よ」

アーチャー「貴様がここで怠けてる間に龍洞寺にいた二匹のサーヴァントを消しておいた」

凛「はあ!?龍洞寺ってことはキャスターよね?」

アーチャー「ああ。民を裁くのは王であるこの我の役目だ。勝手なことは許さん」

凛「それでもう一人のサーヴァントってのは?」

アーチャー「確か偽のアサシンだ。道の邪魔だったのでな、消えてもらった」

士郎「……俺いなくてもこいつ一人でバーサーカーを倒せるんじゃ――」

ザシュ

凛「ちょっとアーチャー!?」

アーチャー「貴様、不敬であるぞ。貴様が雑種の僕じゃなければ首をはねていたぞ?」

士郎「」コクコク


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