過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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157:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 23:40:10.03 ID:4/UvvfGP0
一瞬の出来事だった

アーチャーの射出した剣によって、振りかぶったセイバーとバーサーカーが動きを止めた

その瞬間に木々の影から現れた影が三体のサーヴァントを飲み込もうとした

凛「今よセイバー!!」

セイバー「約束された勝利の剣(エクスカリバー)――!!」

セイバーはそのまま神々しい光で影を薙ぎ払い――

影に潜んでいたアサシンをバゼットが殴り飛ばし――

同じく側に潜んでいた臓硯を士郎が押さえつけ、リズがそれを切り裂こうと振りかぶった

そのまま臓硯を倒せばそれで全て終わるはずだった

想定外だったのはただ一つ

聖剣の斬撃、その魔力の塊さえその影は飲み込んでしまった

その光景に目を取られた一瞬のうちに臓硯は束縛から逃れ影の中に消え

聖剣の膨大な魔力を吸収した呪いの塊としか思えないその影は一気に膨張し

その光景がまるで水風船のようだと間抜けな事を考えているうちに

それは一気に広がり、

視界と知覚が黒一色に染め上げられた


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