過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/10/05(月) 21:09:28.53 ID:P1PxljwG0
桜「おかえりなさい先輩、もう急にいなくなっちゃいましたから心配しましたよ」
士郎「ただいま桜、悪いな」
桜「まだ体調が良くなったばかりなのに――先輩?顔色悪いですよ…?ひょっとしてまだ体調悪いんじゃ」
士郎「いや、大丈夫だ。桜はもう大丈夫なのか?」
桜「はい、この通り」
士郎「そうか、良かった――セイバー!?」
セイバー「スゥ……スゥ……」
士郎「何だ寝てるだけか…桜、セイバーを布団に寝かせるのを手伝ってくれないか?」
桜「あ、はい」
イリヤ「シロウ」
士郎「イリヤ、気がついたのか」
イリヤ「うん、シロウ左手出して」
士郎「ん?こうか?」
イリヤ「えい」
士郎「がっ!?」
イリヤが手の甲の肉を引きちぎる
桜「先輩!?イリヤさん何を――」
士郎「あれ?ちぎられたはずなのにもう痛くない――って令呪!?」
イリヤ「魔力を通さない特殊な礼装を擬態させて令呪を隠してたの。驚いた?」
士郎「あのなあ、それならそうと初めから言ってくれよ」
イリヤ「だってシロウ顔に出るじゃない。さ、セイバーを寝かせたら食事にしましょう?」
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