過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
1- 20
2:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 21:10:34.62 ID:3Z8EbzSh0
士郎「ぐ……何が起きた?」

自分は殺されたはずだ
だが生きている

士郎「夢…だったのか?」

いやそんなことはない
制服には穴が開き、血がべっとりとついている

近くに赤い宝石が落ちている
わずかに魔力が入っている――
誰かが殺された自分を救ってくれたのだ――

朦朧とした意識の中、ふらつく足取りでなんとか家にたどり着き、床に倒れこむ

士郎「はあっ、はあ――いったい誰が――うぐっ!!」

痛みをこらえ息を整える
息を整えるとほとんど同時に侵入者用の結界が反応する

士郎「こんな時に泥棒か――同調、開始〈トレースオン〉」


自己暗示の言葉と共に、ポスターに強化の魔術をかける
そして天井から振り下ろされた銀光を避ける

青い男「あーあ、見えていたら痛かろうと俺なりの配慮だったんだがな」

士郎「お前は――」

青い男「一日に同じ人間を二度殺すはめになろうとは、いつになろうと人の世は血生臭いということか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
461Res/400.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice