過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 23:47:39.46 ID:3Z8EbzSh0
翌朝

士郎「げ、もう6時か。朝飯の用意をしないと」

凛「おはよ――朝早いのねアンタ」

士郎「と…遠坂?どうした…何かあったのか!?目つきが尋常じゃないぞ」

凛「気にしないで、朝はいつもこんなんよ。顔でも洗えば目が覚めるわ」

士郎「顔を洗うだけなら玄関の廊下に洗面所がある」

凛「あーそういえばあったわね…そんなの……」

士郎「……ほんとに大丈夫なのかあいつ?」

ピンポーン

凛「士郎―――?誰か来たけど――――?」

士郎「ああ、気にしないでいい!!この時間に来るのは身内だからってまずい!!」

桜「―――え?」

凛「おはよう間桐さん。こんなところで顔を会わせるなんて以外だった?」

桜「遠坂…先輩……先輩…あの、これはどういう……」

士郎「ああ、それが話せば長くなるんだけど――」

凛「長くならないわよ。単にわたしがここに下宿することになっただけだもの」

桜「……先輩、本当なんですか」

士郎「要点だけ言えばな。ちょっとした事情があって遠坂にはしばらくうちに居てもらうことになった」

桜「今の話、本当に――」

凛「これはわたしと士郎で決めた事よ。家主である士郎が同意したんだからこれは決定事項。この意味わかるでしょう?」

桜「……わかるって、何がですか」

凛「今まで士郎の世話をしていたようだけど暫くは必要ないって事よ。来られても迷惑だし、来ない方が貴女の為だし」

桜「わかりません」

凛「はい?」


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