過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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237:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:05:08.23 ID:g2Gztp9g0
士郎「いなくなるってどういうことだよ!?」

凛「そのまんまの意味よ。時計塔に行くの、知ってるでしょ?」

士郎「あの魔術の名門だよな?」

凛「そ、ほんとは中学卒業してすぐ行くつもりだったんだけど、聖杯戦争があったから延期してたのよ」

桜「ちなみに私も行きます」

士郎「桜も!?」

桜「はい、……間桐家の当主として」

士郎「あ――、でも桜は魔術を今まで教えてもらってないんだろう?」

桜「そうですけど――その…私は姉さんがいないと生きていけない体なので」

士郎「――へ?」

凛「確かにそうだけど誤解を招く言い方しないの!!桜は臓硯のせいで治療をしなきゃいけないのよ」

士郎「治療!?それってどんなのだ!?」

桜「それは…その……」

凛「そんなこと聞かない!!それで他の連中に任せるわけにもいかないし、私が付きっきりになるってわけ」

士郎「そうなのか…」

凛「あ、私の従者としてなら枠が空いてるけど、それで良いなら弟子にしてあげるわ」

桜「そんな、だったら私の従者でも――」

凛「あんたはまだ魔術使えないでしょ、で、どうするの?」

士郎「ああ、頼む遠坂」

凛「そ、よろしくね士郎。あ、時計塔に行く前に忠告、絶対に私と二人きりのとき以外魔術を使わない事。ホルマリン漬になるわよ」

士郎「笑えない冗談はよせよ……え?本気で?」


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