過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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275:名無しNIPPER[saga]
2015/10/22(木) 23:13:02.40 ID:NDFVVj3j0
臓硯「聖杯の中はサーヴァント七体分の魂と言う魔力の塊よ。その偽の聖杯はアサシンしか正規の聖杯から取れなかった」

士郎「桜が聖杯だと!?」

臓硯「ああ、遠坂の娘はそれに気づいておったようじゃがな。だからアサシンの魂に意識を奪われないように鍛えた」

士郎「そのために時計塔に桜を連れて行ってたってのか」

臓硯「確かに一つの魂だけならそれで何とかなったじゃろうな」

士郎「どういうことだ?アサシン以外の、五人のサーヴァントはイリヤが持って行ったんだろ?」

臓硯「カ、カカカ、忘れたか小僧。あの聖杯戦争にはもう一人サーヴァントがいただろう!!」

士郎「まさか四次のギルガメッシュ!?」

臓硯「英霊の座に戻る前に、儂の魂のように英雄王の魂は蟲に入れて保管していたのだ。敗北した後じゃったから捕らえるのは楽じゃった」

士郎「保管?まさか――」

臓硯「そう、桜が時計塔から戻ってきた後に桜に入れたのだ。アインツベルンの小娘も自我を長時間保つのは四人が限界じゃった」

士郎「セイバーがやられた後にイリヤが眠ってばっかだったのは――」

臓硯「そう言う事よ。それにギルガメッシュの魂はサーヴァント千人分と同等じゃからな。もう中に桜の魂の入る場所等ない」

士郎「て…めえ!!」

臓硯「怒るのなら十年前の自分を怒るんじゃな。あの頃ならまだ助けられたじゃろうよ。行くぞ桜」

桜「はいお爺様」

士郎「待て――」

エルメロイ「深追いはやめろ」

士郎「でも――」

エルメロイ「相手は聖杯だ。今戦うには戦力が不足している、万全の準備をせねばただ無駄死にするだけだ」

士郎「くそ……」


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