過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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282:名無しNIPPER[saga]
2015/10/23(金) 00:43:35.47 ID:0dVipuVI0
辺り一面の眩しいぐらいの黄金の光

影の表面とは違い、それは呪いの塊等微塵にも思えない

前に影に触れた時は嫌悪感と吐き気しか感じなかったが

全身を包む黄金の光は何処か安心感があった

このまま影に飲み込まれて死んでしまうとしてもこれなら別に――

――待て

闇じゃなく黄金?

「おい、いつまでぼさっとしてるつもりだ雑種」

聞き覚えのある声に完全に閉じた目は一気に開くが、闇の中に急に現れた光に目が眩む

桜「何で貴方がここに――」

黄金の光を纏いながら突如現れた男に忌々しそうに桜は呟く

それを無視して男は士郎に声を掛ける

「我に目が眩むのは当然の事だが、今はそのようなときではあるまい」

士郎「うるせえ、お前のその鎧が眩しすぎるんだよ」

ようやく目が慣れてきて、今度はゆっくり目を開ける

そこには十年前から変わらない男が不敵な笑みを浮かべて立っていた

士郎「何でお前がここにいるんだよ」

「できれば二度とその不出来な顔は見たくなかったがな。サーヴァントギルガメッシュ、召喚に応じて赴いてやったぞ」


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