過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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346:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 23:20:12.18 ID:VQAbz/kr0
自分の契約者、マスターの少女は躊躇いなく令呪を使った

絶対服従等というくだらない命令に令呪を使ったマスターに令呪の説明をしつつ、
自分にかけられた本来効果等一切ないはずの令呪の効果を確認する

呆れた事に、いや彼女は優れた才能を持っているのだろう

令呪の効果がはっきりと感じられる。心変わりだけでなく、身体への制限もある

これなら戦いに巻き込むことを心配する必要はなさそうだ

それに何故か、この少女との会話に何処か懐かしい、心地のよいものを感じる

「貴方、何のサーヴァント?セイバーじゃないの?」

アーチャー「残念ながら剣は持っていない」

その返答に対し隠すことなく落ち込む彼女に対し何故かもやっとした感情が湧き上がる

アーチャー「悪かったなセイバーでなくて」

「え?そりゃ痛恨のミスだから残念だけど、悪いのはわたしなんだから――」

アーチャー「ああ、どうせアーチャーでは派手さにかけるだろうよ。後で今の発言を悔やませてやる。その時になって謝っても聞かないからな」

柄にもなく自分は彼女に期待をされていないことに拗ねているようだ

「そうね、じゃあ必ずわたしを後悔させてアーチャー。そうなったら素直に謝らせてもらうから」

アーチャー「ああ、忘れるなよマスター」

彼女の言動で一喜一憂するとは、まるで自分が昔に戻ったようだ

……昔?

「それでアンタ、何処の英霊なのよ」

アーチャー「――」


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