過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[sage saga]
2016/01/05(火) 22:14:01.43 ID:uFbIKohh0
「なに笑ってんのよ、それよりアンタ自分の正体を思い出したの?」
アーチャー「いや」
正直に答える
この屋敷に見覚えはなかったし、思い出したのはこの紅茶が少女のお気に入りということぐらいか
「そう、貴方の記憶に関しては追々対策を考えとく。出かける支度をしてアーチャー、街を案内してあげるから」
アーチャー「その前にマスター。君、大切な事を忘れていないか?」
「え?大切なことってなに?」
アーチャー「……まったく。君、契約において最も重要な交換を、私たちはまだしていない」
「契約において最も重要な交換?」
少女は本気でわからないようで、考え込む
アーチャー「……君な。朝は弱いんだな、本当に」
相変わらずだと呆れながら言う自分に対し、彼女は苛立ちを見せ
「何よ君君って、――あ、しまった、名前」
アーチャー「思い当たったか。それでマスター、これからは何て呼べばいい?」
「わたし、遠坂凛よ。貴方の好きなように呼んでいいわ」
アーチャー「遠坂、凛…」
何処か懐かしいような、そして安心する響きだ
アーチャー「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っている」
感じた事をそのまま伝えただけだが、咳き込んだ少女には勘違いされてしまったようだ
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