過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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4:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 21:14:28.76 ID:3Z8EbzSh0
士郎「え…?なに……?」

眩い光の中、それは俺の背後から現れた
その騎士は現れるなり俺を貫こうとした槍を打ち弾き、躊躇なく男へと踏み込んだ

青い男「――本気か、七人目のサーヴァントだと…!?」

青い男の槍を幾度か弾き、青い男が離れたのを確認した騎士は振り向き――

「――問おう。貴方が、私のマスターか」

闇を弾く声で彼女はそう言った

「召喚に従い参上した。
これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。――ここに契約は完了した」

そう、契約は完了した
彼女がこの身を主と選んだように。きっと自分も彼女の助けになると誓ったのだ

おそらくは一秒とすらならなかった光景。
されどその姿ならば、たとえ地獄に落ちようと鮮明に思い返す事が出来るだろう

僅かに振り向く横顔。どこまでも穏やかな聖緑の瞳。
時間はこの瞬間のみ永遠となり、彼女を象徴する青い衣が風に揺れる。

――差し込むのは僅かな蒼光。金砂のような髪が、月の光に濡れていた。


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