過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/29(金) 19:23:53.82 ID:ZpkA6n0u0
アーチャー「戦いには理由がいる。だがそれは理想であってはならない」
そう理想を理由に戦い続けても悲劇しか呼び起こさない
アーチャー「理想のために戦うのなら、救えるのは理想だけだ。そこに、人を助ける道はない」
少年もセイバーも言葉が出ていない、反論が思い浮かばないのだろう
アーチャー「戦う意義とは何かを助けたいという願望だ。少なくともお前にとってはそうだろう、衛宮士郎」
士郎「――――」
アーチャー「だが他者による救いは救いではない。そんなもの金貨と同じだよ、使えば他人の手に渡ってしまう」
かつての過ちを思い出し、それに嫌悪を抱きながら話す
アーチャー「確かに誰かを救う等という望みは達成できるだろうが、そこにはお前自身を救うという望みがない」
士郎「――」
アーチャー「お前はお前の物ではない借り物の理想を抱いて、おそらくは死ぬまで繰り返す」
セイバー「――」
アーチャー「だから無意味なんだ、お前の理想は」
既に少年に言い聞かせるために話しているのではなくなっている
士郎「――――っ」
アーチャー「人助けの果てには何もない。結局他人も自分も救えない、偽りのような人生だ――」
そう言い残しその場を去る
そう自分の間違いでしかない人生は偽りしかなかったのだろう
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