過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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419:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 17:15:21.19 ID:mGd/Gvos0
アーチャー「いつか言っていたなセイバー。オレには英雄としての誇りがないのかと。当然だ、オレには馬鹿げた後悔しかない」

そう、後悔しかない

アーチャー「オレはね、セイバー。英雄になど、ならなければ良かったんだ」

本気でそう思っているからこそ、つい素の自分が出た

セイバー「――――」

それでセイバーも悟ったのだろう、アーチャーの正体が英霊となった衛宮士郎なのだと――

セイバーから敵意が完全に消え去る

アーチャー「そういうことだ、退いているがいい騎士王。マスターがいない身で無茶をすればすぐに消えるぞ」

セイバー「そうはいかない。マスターでなくなったとしても、契約は消えない。彼を守り、剣となると誓った」

アーチャー「そうか。ならば偽りの主共々ここで消えろ」

キャスターの令呪に逆らい続けていた彼女に魔力は残っていない

数度の攻撃で彼女は膝をついた

彼女をここで斬る事に躊躇いはない。今まで守りたいと思ったモノをそうやって排除してきたのだから――

士郎「っあああああああ――――!!」

降り落した剣を割って入った少年に受け止められる

アーチャー「ほう、あと暫くは大人しくしていると思ったがな。流石に目の前で女が殺されるのは耐えられないか」

士郎「うるさい。お前が殺したがってるのは俺だろ。なら、相手を間違えるな」


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