過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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428:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 20:55:42.34 ID:mGd/Gvos0
アーチャー「貴様まだ――そうか、彼女の鞘――」

士郎「お前には負けられない。誰かに負けるのはいい。けど、自分には負けられない――!!」

アーチャー「ぬっ――――!!」

既に慢心創痍であるというのに、少年の一撃は自分の剣を弾いた

アーチャー「な――――に?」

少年の剣戟は今までより遥かに重く、今までの比ではないぐらい早かった

少年は息が上がり、既に死に体だ

それなのに何故――

士郎「……じゃない」

少年が何かを呟く

士郎「……なんか……じゃない」

少年の声は弱かった。しかしその剣戟は苛烈だった

アーチャー「チ――」

既に敵に意識はない。無意識に慢心創痍のまま剣を振るっているのだ

一歩下がればこの敵は前のめりに倒れ死体となるだろう

だが、何故かそれは許せなかった

あと二つ防げば敵は自滅する、そう読んでから何十回この打ち合いを続けている

士郎「……なんか、じゃない!!」


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