過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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433:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 22:08:33.74 ID:mGd/Gvos0
凛はどうやら聖杯の泥の中の肉塊の中にいるらしい

泥の前で立ち尽くしているセイバーの様子を見る限り念話で会話しているのだろう

かつて彼女達両方と契約をしていた名残か

彼女達のパスを通じて凛の様子を探ることができる

凛「……ごめんねセイバー。言う事きかないだろうから無理矢理聞かせる」

どうやら相当まずい状況のようだ

先ほどのアイアスの盾での消費で助け出せる程の魔力が残っているのかがギリギリなところだが

凛「あとアンタにも謝っとかないと。慎二、助けられなか――」

考えるまでもない

投影した無数の剣を射出すると同時に念話を送る

アーチャー「いいから走れ。そのような泣き言、聞く耳もたん」

凛「えっ――」

あの泥や肉は一度攻撃したところですぐに再生する

となれば、魔力の続く限り射出し続け道を創る他ないだろう

脱出した少女が令呪を用いてセイバーに叫ぶ

セイバー「約束された――勝利の剣」

黄金の光が聖杯の孔を破壊するのを見届け、少年の元に向かう

全く最期まで世話のかかる少年だ


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