過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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8:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 21:25:01.18 ID:3Z8EbzSh0
教会に行き、言峰神父の話を聞いた帰り道

凛「ここでお別れね。義理は果たしたし、これ以上一緒にいると何かと面倒でしょう」

士郎「なんだ。遠坂っていい奴なんだな」

凛「は?何よ突然。おだてたって手は抜かないわよ」

士郎「知ってる。けどできれば敵同士にはなりたくない。俺、お前みたいなヤツは好きだ」

凛「な―――と、とにかくサーヴァントがやられたらさっきの教会に逃げ込みなさい。そうすれば命だけは助かるから――」

士郎「遠坂?」

「ねえ、お話は終わり?」

幼い声が響き、視線が坂の上に引き寄せられる。そこには――

凛「――バーサーカー」

「こんばんはお兄ちゃん」

士郎「――――」

凛「――やば。あいつ桁違いだ」

「あれ?なんだ、あなたのサーヴァントはお休み?二匹一緒に潰してあげようと思ったのに」

坂の上から俺達を見下ろしながら少女は不満そうに言う

「はじめましてリン。わたしはイリヤ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと言えばわかるでしょ?」

凛「アインツベルン―――」

遠坂の反応が気にいったのか、少女は嬉しそうに笑みをこぼし

イリヤ「じゃあ殺すね。やっちゃえ、バーサーカー」

歌うように、背後の異形に命令した。


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