過去ログ - ベジータ「ハルヒ達と孤島に夏合宿することになった」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/25(月) 15:21:23.29 ID:KSOObQ7I0
そして始まるツーショットシーン。そして俺は気が付いた、朝比奈が酒臭い! ガキの癖に酒を飲むなんて、何を考えてやがる!
「おい、テメェ! 酒を飲んでやがるな!」
「うー……。べじーたさん、あたしなんだかあたまがおもいのねす……ふ」
ガキが酒を飲むからだ。自業自得だな。
「ごっめーんっ。みくるのジュースにテキーラ混ぜといたの。アルコールが入ったほうが演技に幅が出るかもっていわれてさっ」
朝比奈の友人の少女が謝り始めた。
「おい、テメェ!ぶっ殺すぞ!」
もしブラが友人に騙されてアルコールを飲まされたら……と、かなりの苛立ちを憶える。
「いいじゃん。今のみくるちゃん、すごく色っぽいわよ。画面映えするわ」とハルヒ。
やって良い事と悪い事が解らないのか?
「ベジータ、いいからキスしなさい。もちろんマウストゥマウスで!」
「てめぇ……」
続けるハルヒに言葉を失った。
「ベジータさん!駄目ですって!」
悟天の言葉に正気を取り戻す。気が付けばビッグバンアタックの構えをハルヒにとっていたのだ。
「何よっ……!」
ハルヒがオレを睨みつけながら続ける。
「変な構えをして、怖い顔をしたって全然怖くないんだからね!あんたは監督であるあたしの指示に従ってればいいのよ!」
駄目だ話にならんな。
「悟天、帰るぞ」
喚くハルヒを無視して、俺は悟天と家路についた。
年頃の娘の相手は大変だ。男ならぶん殴れば済むのだが……。
もしブラがあんな風に育ったらオレはどうすればいいのだろうか。
自然と溜息が漏れていた。
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