3:名無しNIPPER[sage]
2015/09/05(土) 09:54:31.69 ID:ph9AyXNzo
提督「今日も寒いですね」
寒波が鎮守府を取りまく季節。備え付けの暖房も利きが悪いようで、提督は肩を震わせながら執務を薦めていた
鳳翔「はい。というわけでどうぞ、生姜湯です」
提督「おお……体が温まりそうですね」
コトっという音と共に机に置かれたそれは、絶え間なく湯気と独特な匂いを立ち上らせている
提督はいそいそと書類を邪魔にならない所へと移動させ湯呑を手に取り、そして
提督「では遠慮なく」
コクコクと飲み干す
火傷しないよう丁度良い温度にされているのか一気に飲んでも平気な様だ
生姜独特の香りと砂糖の甘みは、執務で疲れ冷え切っていた身体には堪らないものである
提督「うーん、体に沁みますねぇ」
鳳翔「ふふ、提督さんに風邪でもひかれたら困りますから……しっかりあったまってください」
提督「……ご心配ありがとうございます」
この人には頭があがらないな、そんな事を思いながら湯気を見つめる提督
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