過去ログ - 咲「私たちってセフレなんですよね?」久「!?」
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112:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:29:57.51 ID:dKBJIMwr0
どうしてこんなに苦しくて哀しいのか。

喜んでいいはずなのに、こんなにも辛い。

咲「……泣かないでください、先輩」
以下略



113:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:33:41.22 ID:dKBJIMwr0
咲「言ってください。私はまだ、先輩からちゃんとした言葉を受け取っていません」

言えない。言えるわけがない。

そう思い続けていた言葉が、咲の一言でするりと口から出てしまった。
以下略



114:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:39:21.39 ID:dKBJIMwr0
咲「……先輩は頭が良いのに、馬鹿ですね」

久「なに、その矛盾した言葉……」

咲「だってそうじゃないですか」
以下略



115:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:44:45.19 ID:dKBJIMwr0
久「……ねえ」

咲「はい」

久「その……いつから、私を好きだったわけ?」
以下略



116:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:48:18.02 ID:dKBJIMwr0
久は咲と顔を見合わせ、互いの手を握り合わせた。

久「ごめん、もう一度やり直させて」

咲「どうぞ」
以下略



117:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:51:09.54 ID:dKBJIMwr0
久「……………………」

咲「……………………」


以下略



118:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 21:57:44.82 ID:dKBJIMwr0
久「……忘れていたのよね?」

咲「いえ、ちゃんと覚えてます。大丈夫です。私と先輩は恋人同士でした」

久「忘れていたのよね?」
以下略



119:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 22:02:09.74 ID:dKBJIMwr0
無言の攻防が続くも、久の不気味な笑顔の圧力に咲はあっさりと白旗を上げた。

久「私の純情を弄んでくれたわけね、咲は」

咲「先輩が『純情』なんて片腹痛いです」
以下略



120:名無しNIPPER[saga]
2015/10/19(月) 22:04:28.96 ID:dKBJIMwr0
終わりです。
見て下さってありがとうございました。
次は両片想いな久咲が書きたい。


121:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 22:05:28.84 ID:+vuy+Vwt0
もっとこじれるかと思ったが平和に終ったな 乙


122:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 22:07:17.82 ID:vyzZhjnzO
乙 これはお仕置きですなぁ


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