過去ログ - 咲「私たちってセフレなんですよね？」久「！？」 -SS速報VIP

過去ログ - 咲「私たちってセフレなんですよね？」久「！？」

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51:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 20:36:12.31 ID:DqvJIpVm0
でも、いつまでもここにいるわけにもいかない。

しかし出て行く覚悟も決められない。

思い出した今となっては、どんな顔で久に会えばいいのか。

52:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 20:43:40.31 ID:DqvJIpVm0
久「…入るわよ」

久がドアノブに手を掛けたのが分かった咲は、思わず取っ手を握りしめる。

咲「だ、大丈夫ですから！私いま、裸なので、その……」

53:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 20:53:22.35 ID:DqvJIpVm0
シャワーを終えた咲は久が用意した朝食を食べて、自宅へと帰った。

あの後、何を話したかよく覚えていない。

とにかく緊張していて、出された食事を機械的に喉に押し込んでいった。

54:名無しNIPPER[sage]
2015/09/18(金) 21:34:01.90 ID:yZHLGlXzo
きた

55:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 22:35:52.70 ID:DqvJIpVm0

＊＊＊＊＊

56:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 22:50:37.13 ID:DqvJIpVm0
咲「―――竹井先輩」

ぽたぽたと濡れた前髪から滴が落ちる。

全身ずぶ濡れで、手にしている傘はどうやら途中で壊れてしまったらしい。

57:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 22:57:32.48 ID:DqvJIpVm0
咲「これを届けに？」

久「だって、いつまで待っても来ないから」

咲「電話すればいいでしょう！」

58:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 23:01:18.67 ID:DqvJIpVm0
咄嗟に立ち去る久の腕を掴んだ。

久「なに？」

咲「どうやって帰るつもりですか？」

59:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 23:04:31.31 ID:DqvJIpVm0
咲「あの、先輩」

久「何？」

咲「今日は私の家に泊まってください」

60:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 23:09:21.65 ID:DqvJIpVm0
咲「これで身体を拭いてください」

久「ありがと」

咲「私はお湯を沸かしてきますから」

61:名無しNIPPER[saga]
2015/09/18(金) 23:14:05.15 ID:DqvJIpVm0
咲は立ち上がって浴室へと向かった。

浴槽にお湯が溜まるまで時間はかかるが、待ってもらうしかない。

着替えはどうしようか。

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