33: ◆Z7IUJooCRr22[saga]
2015/09/17(木) 23:30:21.27 ID:JkhyiVmwo
俺の話を黙って聞いていた嫁田は話が終わって初めて口を開いた。
嫁田「よくわかんねえけどさ、お前宮永のこと好きなんだろ?」
京太郎「なっ!?」
嫁田「いやだって惚れてでもいなきゃそんな気にしたりしねえって」
京太郎「それは……」
嫁田「だからこれ以上嫌がられるのを避けてようとしてるんだろ」
俺は本当に嫁田の言うとおり宮永のことが好きなんだろうか。
確かに昨日から宮永のことを考えてばっかりだ。
それにそもそも好きにでもならなければここまで知りたいなんて思わないのかもしれない。
そうか、俺は宮永のことが好きだったのか。
一目惚れなんて柄じゃないと思っていたんだけどなあ。
京太郎「お前の言うとおりだ嫁田、俺は宮永のことが好きだ」
嫁田「そうか、ならどうするかも決まったか?」
京太郎「ああ」
嫁田「それは良かった」
京太郎「ありがとな嫁田」
嫁田「どういたしまして。まあアレだ、頑張れよ」
京太郎「ああ、勿論」
そうだ、宮永のことが好きならもう答えは決まっている。
関わらないまま終わるなんて、俺は絶対に嫌だから。
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