過去ログ - 沙紀「『僕は付き合うのはごめんですな』」
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352:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 21:57:43.49 ID:lpCSA88e0
沙紀「お酒を飲んで機嫌が良いのか、はたまたストレスで機嫌が悪いのか……まぁ両方でしょうね。とにかく、お父さんの文句をカクテル片手に聞き流しながらゆっくりと飲んでいたら勝手に潰れてしまいましたよ。」

保奈美「物凄い剣幕だったけど、何かお父さんは何かしたりしなかった?」

沙紀「はははははは!確かに最初もう少しで殴りかかられんばかりのところでした。いやぁ、お元気な方ですな。」
以下略



353:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:07:28.15 ID:lpCSA88e0
沙紀「さっきから私の心配は全くしてくださらないのですね。」

保奈美「自分が心配してもらえると驕らない事よ。……あなたは私のお父さんにやられる程、やわじゃないでしょう?」

沙紀「さあ、やってみない事には何とも言えませんなぁ。喧嘩なら売られ慣れていますがね。」
以下略



354:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:16:47.21 ID:lpCSA88e0
保奈美「500ドル………500ドルって……!」

沙紀「安心なさってください。あなたのお父さん……ジェラルドさんは負けた事にはちっとも気付いてらっしゃらないはずですから。むしろ、勝ったような気持ちでいらっしゃられるはずです。私は接待上手なんですよ。」

保奈美「どうしたら500ドルも負けて気付かないなんて…………あ、お父さんなら酔っ払ってたら十分あり得る事だわ…………ねえ、あなた……」
以下略



355:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:22:26.02 ID:lpCSA88e0
保奈美「………………………」

沙紀「どうされました?」

保奈美「金が有り余ってる人間のする事って鼻について嫌ね。そう思ったの。」
以下略



356:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:31:07.65 ID:lpCSA88e0
二階 寝室



保奈美「…………お父さん。」
以下略



357:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:39:52.84 ID:lpCSA88e0
保奈美「……いくら負けたのか紙入れを調べてみなさい。」

友紀「なんだと……!あたしが負けるはずないじゃん…!あたしは1、2杯飲むと途端に…………………………」

保奈美「…………どう?」
以下略



358:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 22:52:39.45 ID:lpCSA88e0
保奈美「あんなに優しいお母さんはどんなに心を痛める事でしょう。お父さんは私が名誉を台無しにしたと言ったわ。でも、私は病院のために少しダンスをしただけよ。でもお父さんと来たら…………」

友紀「わ、わかったから………!……頭が割れそうなんだよ………だ、だから………………」

保奈美「その上仰ったわよね、私が…………………」
以下略



359:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 22:56:27.96 ID:n2/gr2mAO
昼間は気付かれにくいんですかね?

何度でも言うけど、私はもう自分に正直に生きるわ。だから……分かってるわよね、お父さん?(目が笑ってない)


360:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 22:57:01.14 ID:eqQvfgJAO
言ってくださるわよね?


361:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 23:04:12.09 ID:lpCSA88e0
保奈美「言ってくださるわよね?」

友紀「…そ、それって…………脅し…………?」

保奈美「…お母さんに知れたら大変よねぇ。ショックで寝込んでしまうかもしれないわ。マミーはどう思うかしら?きっとカンカンになって、ちっとやそっとじゃ…………」
以下略



362:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 23:10:42.13 ID:lpCSA88e0
保奈美「………そして、ここに500ドルあるわ。」

友紀「……!!」

保奈美「これは私がお裁縫のお仕事や、バザーのお手伝いをして少しずつ貯めた大切なお金なの。(本当はさっきバトラーからもらったお金だけど。)」
以下略



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