過去ログ - 沙紀「『僕は付き合うのはごめんですな』」
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413:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 21:33:14.44 ID:Sh/hwSuP0
数日後 パーティー会場




以下略



414:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 21:42:12.22 ID:Sh/hwSuP0
保奈美「……さて、ダンスの相手でも探しに………」

ザワザワ…!ザワザワ…!

保奈美「……あら?あそこに固まっている人たちは何を話しているのかしら……?……中心に居るのは………」
以下略



415:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 21:51:14.28 ID:Sh/hwSuP0
都(義勇兵)「つまり、あなたは…!我が勇士たちが命を捧げている大義は神聖なものではない、そう言いたいのですか?!」

沙紀「もし君が汽車にひき殺されたとして、君の死は鉄道会社を神聖なものにするでしょうか?」

都「な、な、何を仰るんです!…もし我々がこの会場に居なければ………!」
以下略



416:名無しNIPPER[sage]
2015/09/17(木) 21:56:10.74 ID:lskcynZAO
アトランタの秩序を守る……?はっ、こんなパーティーに参加して酒を飲みながら下らない話をしている勇敢な義勇兵様のお言葉は流石立派なものですね。


417:名無しNIPPER[sage]
2015/09/17(木) 21:58:57.91 ID:3x/DVdZAO
北部の兵士はあなたがこうして自分の職務の素晴らしさを説いている間にも本来の仕事を全うしていますよ?


418:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 22:11:46.46 ID:Sh/hwSuP0
沙紀「北部の兵士はあなたがこうして自分の職務の素晴らしさを説いている間にも本来の仕事を全うしていますよ?」

都「………っ……!!あ、あなたはっ…………!!」

沙紀「傷病兵の諸君、この若者の戦場のなんと立派な事かをご覧なさい。彼はウィスキーを弾丸にして、ダンスで敵と戦っておられるのですからなぁ。」
以下略



419:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 22:17:57.32 ID:Sh/hwSuP0
沙紀「ほら、あなたの素晴らしい武勇伝を聞かせていただけませんか?まさか、北軍の同志たちが命がけで戦っている中、あなた程の勇敢な兵士がそうでない訳がありますまい。」

都「………そ、そ、それは…………」

沙紀「敵を何人倒されたんですか?勲章は幾つもらいましたか?階級は今どのくらいです?」
以下略



420:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 22:25:00.11 ID:Sh/hwSuP0
清良「あの男は一体何だってあんな事を言っているんだ……!!」

「ミード先生の仰る通りだわ……」

「でも、義勇兵が前線に出ないでこんな後方に引きこもってるのは事実だろう?」
以下略



421:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 22:36:46.46 ID:Sh/hwSuP0
沙紀「ははははははは!まあ、君の武勇は天下に轟いていますから、わざわざ聞く必要はありませんでしたねぇ。大変失礼しました。」

都「………………っ…………!!」

沙紀「君にとっての神聖な大義とやらもよーく分かりましたよ。はぁ、こいつは私も勉強になりました。」
以下略



422:名無しNIPPER
2015/09/17(木) 22:49:00.42 ID:Sh/hwSuP0
沙紀「もし戦争を起こした連中が戦争を神聖にしておかなかったら、馬鹿馬鹿しくって誰が戦うもんですか。ですが、戦争にはどんな高尚な標語がついていようと理由はただの一つしかありません。……それは、金銭です。」

ドヨドヨドヨドヨ……!!

沙紀「戦争なんてものは、ある連中にとっての今ここで行われているような金銭集めの為のパーティーに過ぎないのですよ。そう言う意味でなら、彼も立派な勇士やもしれませんなぁ。」
以下略



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