7: ◆u6cuCBJb9.[sage saga]
2015/09/13(日) 14:59:42.31 ID:mij+VADa0
「あら、提督……今からお帰り? もう新しい艦娘の案内はならさなくていいの?」
本当は会えて嬉しくてたまらないはずなのに、私を無視されたことが悔しくてちょっと刺のある言い方をしてしまったの。私をヤキモキさせたんだから、これくらいはね?
でも、提督は私の言葉の刺なんて気づかないのか……「ん? ああ、案内している内にうちの艦娘の実力を知りたい、なんて言い出してね。軽い模擬戦をさせたんだ。なかなか見物だったよ」と特に変わらず普通に返すの。
少しくらいは慌ててくれたっていいのに残念……ただね、その後に提督ったら「おかげで夕食がまだだけど」って言いながらお腹をさすったの。
そのちょっぴり情けない顔が普段の提督とは違ってなんだか可愛らしくて私、ウキウキしてきちゃったわ。
「あらあら、それなら丁度いいわ。提督、一緒に夕食に行きましょうよ」
私はすかさず提督の側へいくと腕をとって組んだの。提督は一瞬、驚いたような顔をしたけれど直ぐに優しく微笑んで一緒に歩きだしてくれたわ。
「それで提督、何処でご馳走なさってくれるの?」
「そうだな……って、俺が奢るのか!?」
「あら? 鎮守府を束ねる提督殿には部下を労う甲斐性はないのかしら?」
「そういう言い方ズルいなあ…………皆には内緒で頼むよ」
「うふふ……もちろんよ。私とあなたの二人だけのひ・み・つ」
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