過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「あなたの声が聞こえる席で」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:33:51.05 ID:5OmA11Hd0
――おしゃれなカフェ――

北条加蓮「ソーダシャーベット? そんなのあったっけ?」

高森藍子「9月からの限定商品らしいですよ」

加蓮「限定商品。え? 9月なのにシャーベット?」

藍子「挑戦メニュー、っていうらしいです。ほら……いつか加蓮ちゃんが私に飲ませようとした激辛のアレと同じなんですよ」

加蓮「あれ月替りだったんだ。アレに比べたらだいぶ大人しいじゃん」

藍子「たまには落ち着いた物も、って言っていました」

加蓮「ふうん、ソーダシャーベットかぁ……ソーダ味のシロップってことかな? わー、しゅわしゅわしてて面白い♪」

藍子「そろそろ加蓮ちゃんも、ここのメニューは覚えちゃったかなって思いまして」


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2:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:34:42.24 ID:5OmA11Hd0
以下の作品と同じ設定の物語です。

・北条加蓮「藍子と」高森藍子「カフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「膝の上で」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:35:26.62 ID:5OmA11Hd0
加蓮「で、新商品を? なるほどね……で、なんでシャーベット?」パク

藍子「さあ……?」

加蓮「ん、冷たっ……あれ? 冷たいの最初だけだ。そんなにキンって来ないんだね。でもぬるくもなくて……涼しい炭酸って感じ?」
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/09/13(日) 20:35:58.35 ID:Lhqe/cDgo
待ってた


5:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:36:11.72 ID:5OmA11Hd0
藍子「奥に入っていきましたっ。もしかしたら、お代わりをくれるのかも?」

加蓮「量がまたニクイんだよね。この、食べ終わったらお代わりがほしくなるような」

藍子「それに量も少ないですから、ダイエットしている女性にもいいメニューですよね」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:36:57.12 ID:5OmA11Hd0
藍子「でも私、もうオッケーしちゃいましたけど」

加蓮「……私の予定は?」

藍子「そこはほら、加蓮ちゃんならなんとかできるかなと」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:37:41.74 ID:5OmA11Hd0
加蓮「……………………あのさ。メッセージと一緒に、茜ちゃんと未央がすごい楽しそうな笑顔で映ってる写真が送られてきた」

藍子「ああ、それは断りにくいですね……」

加蓮「これでよし、っと。ごめん、ちょっとPさんに連絡させて」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:38:27.11 ID:5OmA11Hd0
加蓮「……バーベキューはいいけどさ、その、私、あんまり食べるとアレな映像をお届けすることになるから……」

藍子「はいっ。茜ちゃんには、しっかり言っておきますね。未央ちゃんにも」

加蓮「パッション代表格2人が相手かぁ」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:39:12.06 ID:5OmA11Hd0



藍子「…………」(宿題をやってる)

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:39:57.48 ID:5OmA11Hd0
加蓮「わー藍子がうっさい先生みたいなこと言うー」

藍子「あうぅ……」ショボン

加蓮「…………」ジー
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:40:42.37 ID:5OmA11Hd0
藍子「解答集がある宿題なんて珍しいですね」

加蓮「ん、これ夏休みの分の。どうしても忙しくてぜんぶできなくてさ。そしたら、9月中でいいからって猶予はもらったんだけど、出さないと後が面倒そうだし……」

加蓮「藍子が宿題やるって言うから、私も片付けとこうと思って。……でも――」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:41:27.28 ID:5OmA11Hd0
加蓮「藍子こそ、いっつも馬鹿正直にやってるみたいだけど、それならさっさと片付けるなり写させてもらうなりしてレッスンでもしたら?」

加蓮「今やってる歴史のプリントなら教科書なりノートなり見たらどっかに答えはあるでしょ」

藍子「アイドルですけど、高校生ですから。宿題は、ちゃんとやりたいです……そういうのは、答えがどうしても分からない時だけってことで」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:42:12.36 ID:5OmA11Hd0
加蓮「お、こっち向いた」

藍子「むーっ……!」

加蓮「ほら、一緒に勉強とかは事務所でもできるじゃん。みんなでわいわいやってさ。テストがヤバイ子とかと一緒に」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:42:57.53 ID:5OmA11Hd0
藍子「もうっ。分かりました。じゃあ、また今度にしますね」

加蓮「やったっ。ありがとー藍子♪」

藍子「調子がいいんだから、もうっ。じゃあ、宿題は今度、事務所に行った時にしますね。この宿題、週末に提出ですし……その時は加蓮ちゃんもご一緒にっ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:43:42.49 ID:5OmA11Hd0
藍子「でも、アイドルをやっていると、勉強が大変ですよね……ほら、テストとか。いっつも苦戦しちゃって、寝不足に」アハハ

加蓮「宿題を真面目にやってもキツイかー」

藍子「……忘れちゃうんです、いつも、いろんなこと覚えてるから……」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:44:27.56 ID:5OmA11Hd0
藍子「…………ええぇ? いや、普通、教えてくれないんじゃ?」

加蓮「まずアイドルが大変だって独り言っぽく言います。テスト2週間前に教科書を開いて真面目に勉強してるって風を見せます」

加蓮「身体にちょっと疲労を残しておくのがコツ。ノートに試行錯誤の跡を作ればなおよし」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:45:12.84 ID:5OmA11Hd0
加蓮「あはははっ。なんて、問題用紙まではなかなか行きつけないけど、ちょっと教えてもらうくらいなら、案外いけるもんだよ」

加蓮「あとは自力で勉強して赤点回避。勉強の労力をそれだけアイドルに注ぎ込められるんだからいいでしょ?」

藍子「す、すごく納得いかない……! そんなことできるのは加蓮ちゃんくらいですっ」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:45:57.79 ID:5OmA11Hd0
藍子「どうしても、軽くなりがちですよね……。CDデビューした頃、平日に学校を休んでってことがいっぱいありました」

加蓮「へえ、藍子にしては珍しい」

藍子「あの頃は、Pさんがすごく張り切っていたのと、事務所も伸び盛りだったから……私も、できるだけついていきたかったんです」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:46:42.80 ID:5OmA11Hd0
藍子「どうしても、私たちには無理をさせちゃってるし、この業界だって何年もいられるとは限らないから」

藍子「高校は必ず卒業できるように、って。ううん、それだけじゃなくて、できる限り、学校生活を優先してほしいって」

加蓮「できれば大学に行くように、とか言ってるんでしょ」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:47:28.08 ID:5OmA11Hd0
加蓮「私も、それくらいでいいんだけどな」

藍子「加蓮ちゃんも?」

加蓮「ほら、どうやっても自分の中で……比重? っていうのかな。アイドルの方に傾いているっていうか」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:48:13.71 ID:5OmA11Hd0
加蓮「だよねだよね。普段は数式が睡眠呪文みたいなのに、なんかやってると楽しいんだっ」

藍子「ほら、私が真面目に宿題をやる気持ちも、ちょっとは分かりましたか?」

加蓮「それは別」
以下略



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