過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「あなたの声が聞こえる席で」
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:47:28.08 ID:5OmA11Hd0
加蓮「私も、それくらいでいいんだけどな」

藍子「加蓮ちゃんも?」

加蓮「ほら、どうやっても自分の中で……比重? っていうのかな。アイドルの方に傾いているっていうか」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:48:13.71 ID:5OmA11Hd0
加蓮「だよねだよね。普段は数式が睡眠呪文みたいなのに、なんかやってると楽しいんだっ」

藍子「ほら、私が真面目に宿題をやる気持ちも、ちょっとは分かりましたか?」

加蓮「それは別」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:48:58.26 ID:5OmA11Hd0
藍子「いえ……。さっき、宿題をやっていた時」

加蓮「うん」

藍子「そこに加蓮ちゃんがいるんだって分かっているから、なんだか心が安らいだんです。あ、ちゃんといてくれる、って」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:49:43.40 ID:5OmA11Hd0
藍子「最後に付け加えないと具合でも悪くなるんですか?」ジトー

加蓮「それは大変だ、病院に行かなきゃ」

藍子「普段あんなに病院に行くのが嫌だって言ってるのに?」ジトォー
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:50:28.28 ID:5OmA11Hd0
藍子「えへ♪」

加蓮「…………ちくしょー。弱点をバラすのは反則だよ反則」

藍子「ついやっていましたっ。ほら、Pさんがお忙しい時は、私がついていってあげますから♪」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:51:13.29 ID:5OmA11Hd0
藍子「私、普通にお話ししているつもりですけれど……」

加蓮「特別な何かって訳じゃないよ。それん、側にいるのに声が聞こえないのは、ちょっと寂しいよ。そこにいるのは知ってるけど、独りぼっちになったみたいで」

藍子「そんなことないのに……加蓮ちゃんが呼んでくれたら、いつだって側にいますよ」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:51:58.65 ID:5OmA11Hd0
藍子「ちょっぴりだけっ。すみませーん。ハーブティーをおひとつください。……加蓮ちゃんは? 何か飲みますか?」

加蓮「じゃあウーロン茶で。こっちの方が喋りやすいし。うん、お願いします」

藍子「ハーブティー、飲みたくなったら言ってくださいね。少し口にするだけで、心がぽかぽかってなりますから」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:52:43.61 ID:5OmA11Hd0
加蓮「…………」ゴクゴク

藍子「…………」ズズ

加蓮「…………ま、なんていうかさ。例によって入院時代のことでさ」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:53:28.57 ID:5OmA11Hd0
加蓮「藍子の声って、すっごく暖かいんだよね……。だから、会話してないよりは会話してた方が楽しいっていうか」

加蓮「さっきも、黙々と宿題やってて……これちょっとキツイかも、なんて思ったりして」

加蓮「たまに藍子の悩む声が聞こえて、あ、よかった、って思っちゃったりして」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:54:13.82 ID:5OmA11Hd0
藍子「加蓮ちゃんは寂しがりやさんなんですね〜」ズズ

加蓮「あ、あのねぇ、なんか子供みたいな扱いするのやめてくれないかなぁ……?」ビキビキ

藍子「声が欲しいなら、私の声を入れたCDや目覚まし時計でもお渡ししましょうか?」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/09/13(日) 20:54:58.83 ID:5OmA11Hd0
藍子「…………あの」

加蓮「んー?」

藍子「夜とか、1人の時は、大丈夫なんですか?」
以下略



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