12: ◆xqlNKJ6FBE[saga]
2015/09/19(土) 21:29:38.42 ID:Vz+s2y8L0
放課後
帰り道でばったり妹に出くわすのは避けたいので教室で時間を潰す事にした。さて、本でも読むか。
俺「・・・」
大体の生徒は帰ったな。残った生徒は少なくなってきている。
俺「・・・」
誰も居なくなったな。
女の子「あのぅ・・・」
俺「!」
いたのか!てっきりもう皆居ないものだと思ったが後ろにいたのか。死角だったからな。合法ロリという言葉が似合いそうな感じの子だ。
俺「ん?何か用?」
女の子「わ・・・私と付き合ってくれませんか?」
俺「・・・え?」
女の子「実は・・・俺さんの事が好きだったんです」
俺「おう・・・」
この大人しい子が人を罠に仕掛けるなんて事はなさそうだからな。
女の子「いつか告白しようと思っていたんですがお友達と一緒だったので緊張して言えなかったんです。今は二人きりだから・・・」
女の子「どうですか?わ・・・私と付き合ってくれませんか?」
一瞬妹がちらついたがどうでもいい事だと思いなおした。女の子は可愛いし性格も悪くないから問題ない。それに恋人が出来れば妹との関係も消滅するだろう。
俺「俺で好ければ是非」
女の子「ほ、本当ですか?ありがとうございます」
俺「聞きたい事があるんだけどさ、何で俺が好きになったりしたんだ?」
女の子「え、あの。それは入学したてで不安で、孤独だった時に話しかけてくれた人が俺さんだったから、です。あの時は嬉しくて」
俺「そうなんだ・・・」
全く覚えていない。しかし、そう言われればそんな事もあったような。
俺「それじゃあ、帰ろうか」
女の子「はいっ」
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