過去ログ - 【艦殺(艦これ)】アトロオーシャン・イン・ネオサイタマオーシャン
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870: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:01:14.76 ID:GvJaRPlP0
「ざっけんなこらー!この中に1人!」そしてその前に立つ1人、チーフヤクザ妖精がヤクザガンを持って叫ぶ。「この中に1人サボりの常習犯がいる!そいつのおかげでわたしたちのグループは飯抜きになってしまった!」…正座する8人のクローンヤクザ妖精たちは全員、チーフヤクザ妖精のただならぬ怒りに圧倒され押し黙っていた。


871: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:03:56.45 ID:GvJaRPlP0
「だってめっこらー!?名乗り出ろおらー!」チーフヤクザ妖精はタオルを脱ぎ、おもむろに背を向ける。立ち上がって酒瓶を持つ邪悪なワータヌキのタトゥーシールがあらわになり、恐るべき形相で手下たちを睨めつけていた。コワイ!普通なら即座に失禁しかねないシチュエイションである。しかし……クローンヤクザ妖精たちは口を割ろうとしない。


872: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:11:19.05 ID:GvJaRPlP0
(あうう…早く逃げなきゃ!)部屋の隅に転がされているタイゲイは何とか拘束から逃れようと体をくねらせる。しかし彼女にからみつく荒縄がそれを許さない!「ンアーッ!」ナムサン!豊満な胸がさらに強調される!このままでは水着がずれてしまうぞ!「ンアーッ!やだあっ!」


873: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:17:45.38 ID:GvJaRPlP0
チーフヤクザ妖精は正座クローンヤクザ妖精たちの周囲を苛立たしげに飛び回る。天井から吊るされたスピーカーからはこのサツバツとした状況にはどこか不似合いなアイドル楽曲が漏れ出す。ブンブブブンブーン♪ブンブブブンブンブーン♪私だけを見てー♪ネオサイタマのクソアイドルじゃなくてー♪この私ー♪軽巡セイキ=チャンだけー♪アカチャーン!


874: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:24:28.34 ID:GvJaRPlP0
「すっぞこらー!」チーフヤクザ妖精が突如銃底で1人を殴る!「あばーっ!?」クローンヤクザ妖精の一人が涙を流して卒倒!ナムアミダブツ!「名乗り出ねえなら順にフロに沈めるぞ!わたしはそれだって構わねえ!全員殴れば確実に裏切者も混じってるからな!」つぶらな瞳で威圧する。「435番=サンです、435番=サンが裏切り者です」恐怖に耐えかねたクローンヤクザ妖精が、隣のクローンヤクザ妖精を指差した。「ひっ!」型式番号435番のクローンヤクザ妖精は声を詰まらせる。


875: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:41:49.48 ID:GvJaRPlP0
「435番てめっこらー!!」顔を真っ赤にして怒り狂ったチーフヤクザ妖精が、435番の口に銃口をねじり込む。「むごっ!?」目を剥く435番。肩を掴まれフロへと強引に引きずられていく。そして力づくで投入!ナムサン!「あいええええええ!」首だけ出し絶叫する435番!


876: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:45:19.82 ID:GvJaRPlP0
「なんでサボったんだこらー!連帯責任になっちまうんだぞこらー!ブッダも怒るぞこらー!」チーフヤクザ妖精は吐き捨てながら銃口を引き抜く。「答えねえとトリガー引くぞコラー!」「げほっ!げほーっ!だ、だって!休みもない!ごはんも少ない!こんなのやってられ…」


877: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:48:31.47 ID:GvJaRPlP0
日頃の恨み辛みを吐こうとしたその時!いずこからともなく二機のゼロセンが飛来し、435番の顔面に深々と突き刺さった!「あばーっ!?」そのままフロに沈む435番!「「「「「「「あいえええええええええ!?」」」」」」」残された7人は絶叫する!


878: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 13:53:33.91 ID:GvJaRPlP0
「ドーモ、ロブス…アキグモです」突然フスマが開き艦娘が姿を現した。その両腕にはロブスターめいた恐るべきハサミ武器が備わっているのだ。「あいえっ!?アキグモ=サン!?」「悪い子たちはここにいるのかしら?オシオキしに来たのよ!この私が直接ね!イヤーッ!」アキグモは前転しながらゼロセンを連続投擲する!


879: ◆utp..QOeek[saga]
2015/12/21(月) 14:13:55.51 ID:GvJaRPlP0
「あいええええええ!?」次々とゼロセンが着弾し爆殺されていくクローンヤクザ妖精たち!タツジン!クローン妖精は爆死しても、いずれ再生チャンバーで蘇らせることができるのだ。そしてその蘇生費用は実際安い!「イヤーッ!」ハサミでチーフヤクザ妖精の首を掴むロブスター!「ぐわーっ!」


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