過去ログ - 【ゆるゆり】向日葵「クリスマス大作戦」
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:36:07.88 ID:RzCUCNiXo
『櫻子へ

 あなたの部屋のツリーは頂きましたわ
 なにも言わず借りただけでは悪いですから
 たまにはご馳走を作って差し上げますわ
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:37:28.65 ID:RzCUCNiXo
「・・・なんだこれ」

「どっちにしろご馳走してくれるんだし・・・向日葵のやつ何怒ってんだろ」


以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:38:03.73 ID:RzCUCNiXo
送ってから30秒もも経たない間に、櫻子の携帯に着信が入った。

流石に向日葵に聞こえる所でカンニングするのも悪い気がしたので、玄関まで走り、小声で電話に出る。


以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:38:45.21 ID:RzCUCNiXo
「・・・うぅ〜・・・真面目に答えてやれったってさぁ・・・」

櫻子は向日葵が閉じこもっている押入れの前に立ち、一つ深呼吸をした。


以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:39:27.61 ID:RzCUCNiXo
「・・・横、座るよ」

「・・・」


以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:40:08.08 ID:RzCUCNiXo
再び襖を閉めると横に座った向日葵の肩がびくりと震えたが、それには触れずに続ける。


「私一人じゃ何回読んでも気付かなかったから・・・結局姉ちゃんに聞いちゃった」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:40:38.64 ID:RzCUCNiXo
「・・・」

「・・・」


以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:41:22.04 ID:RzCUCNiXo
向日葵の言葉は聞こえたが、突然聞かれて戸惑ってしまった。


「撫子さんや花子ちゃんが、ご飯を作ったかもしれませんのに」

以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:42:14.56 ID:RzCUCNiXo
「櫻子が手紙を読まない事を見越して、私の家に来るように誘導したんですわ」

「姉ちゃん、手強いな・・・
 でも、なんで姉ちゃん手紙の事知ってたんだ?」

以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:43:03.18 ID:RzCUCNiXo
「・・・道理で部屋に何か足りないなと思った・・・
 って、えっ!? 向日葵が盗んだって・・・えっ!?」

「・・・手紙に書いてあったでしょう?」

以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/09/19(土) 23:44:11.27 ID:RzCUCNiXo
「え、でも向日葵、姉ちゃんに見つかったって事は盗めなかったんじゃ・・・」

「・・・『なるほどね』って仰った後、廊下に敷く新聞紙を下さいましたわ・・・」

「えぇ〜・・・姉ちゃんも共犯みたいなもんじゃん・・・」
以下略



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