過去ログ - 瑞鳳「絶対に無くならないもの」
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4: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 19:55:53.91 ID:cswNzUy2o
瑞鳳「…」

提督「…どうした?ちっこい身体丸めて、さらにちっこくなってるぞ」

瑞鳳「ちっこい言うな!」
以下略



5: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 19:56:32.01 ID:cswNzUy2o
提督「…」

瑞鳳「本当、不思議だね」

提督「…無くなるって、わかっているから、かな」
以下略



6: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 19:58:30.48 ID:cswNzUy2o
提督「秋に実った、秋に生まれたものが、冬になる頃には、みんな無くなってしまう」

提督「秋の涼しい風は、厳しい寒さを運ぶようになる」

提督「寒さは実や花を傷け、腐らせる」
以下略



7: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 19:59:06.58 ID:cswNzUy2o
瑞鳳「…そっか、だからなんだね」

瑞鳳「ああ、やっぱり…この気持ちは、好きになれないなあ」

瑞鳳「…淋しいよ、提督」ギュッ


8: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 19:59:42.96 ID:cswNzUy2o
提督「…だけど、絶対に無くならないものはある」

瑞鳳「…?」

提督「お前のすぐ傍にある、絶対に無くならないもの」


9: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:00:22.44 ID:cswNzUy2o
提督「冬が来て、春が来て、夏が来て秋が来て、また冬が来ても」

提督「絶対に、無くならない」

提督「瑞鳳、お前のすぐ近くに、一番近くにそれはある」
以下略



10: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:01:23.38 ID:cswNzUy2o
瑞鳳「提督…」

提督「…どうだ?絶対に無くならないものが一つあるってだけで、大分マシになっただろ?」

瑞鳳「…うん、なんとなく、淋しさが和らいだ気がする」
以下略



11: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:02:26.37 ID:cswNzUy2o
提督「ほれ瑞鳳、お前の分」

瑞鳳「ありがとう、わあほっくほくで美味しそう」

提督「よし、じゃあいただくとするか」アーン
以下略



12: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:03:45.39 ID:cswNzUy2o
潮「ちょっと曙ちゃん、サボってるって決めつけるのは良くないよ…」

曙「掃除するって言っておいて二人仲良く焼き芋食べている現状が何よりの証拠よ、現行犯よ」

瑞鳳「ふっ二人ともなんでここに?倉庫の掃除任されてたよね?」
以下略



13: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:05:49.95 ID:cswNzUy2o
曙「あ、追いついた」

阿武隈「あ、追いついた。じゃない!!もうさっきから勝手にどこかに行ったらダメって何回も言ってるでしょ!!」

阿武隈「二人とも!あたしの指示に従ってください!」
以下略



14: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/09/20(日) 20:07:08.88 ID:cswNzUy2o
阿武隈「っていうか!!提督と瑞鳳さんが内緒で焼き芋してるのが原因でしょ!!私も食べたい!!」

曙「わ、私は別に食べたいってわけじゃないんだけ」潮「あ、私も食べたいです」

曙「…まあ、やっぱ食べたい」
以下略



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