過去ログ - 鳥海「月が綺麗ですね」 / 木曾「砂浜の落書きだ」【艦これ】
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◆xedeaV4uNo
[saga]
2015/09/22(火) 12:52:51.84 ID:DIns0e8w0
鳥海の様子は頼りにしてる分だけ微笑ましく思うが、一方で危うく感じる面もあった。
改二艤装の不確かな信頼性への懸念か。
「なあ鳥海、改二艤装の試験をした妖精たちがどうなったかは話しただろ。不安はないのか?」
「まったくないと言えば嘘になりますけど、たぶん大丈夫ですよ。妖精たちも元気をなくしただけで、それも治ったんですよね?」
「あくまで一過性らしいからな」
「それなら心配いりませんよ。それに司令官さんがわざわざ頼んで用意してくれた艤装なんですよ。すごく嬉しかったんですよ?」
鳥海の言うように彼女の改二艤装に限れば、俺の意向が反映されて到着する形になる。
元々は開発が後回しにされていた鳥海の改二艤装を優先するよう掛け合った結果、今回の第一陣に間に合わせたのが実情だ。
秘書艦優先は公私混同と言われればそれまでなのかもしれない。
しかし鳥海が鎮守府でも指折りの戦力なのも事実で、そういった艦娘により良い装備を持たせたいという判断が間違ってるとはまったく思わない。
むしろ分からなくなったのは改二艤装の扱われ方だ。
妖精たちからは開発を優先させる見返りとして、何故か過去の戦功で授与された勲章を要求された。
渡すのは一向に構わなかったのだが意図がどうしても分からなかった。原料なら向こうにいくらでもあるし、そもそも艦政本部で作れる物を妖精がどうして改めて欲しがるのか。
……この話を軍医兼悪友のモヒに話したら、やつの助手の妖精曰く渡した勲章は可能性の塊になっていたからと伝えられた。
それがどういう意味かまでは教えてもらえなかったが思った。モヒもそんなにこの世界の裏を知りたいのなら、もっと妖精を追いかければいいのにと。いや、だから助手に妖精を選んだのか?
まあ、それは俺には関係のない話だ。俺に大切なのは。
「無理だけはしてくれるなよ。いてくれなきゃ困る」
「……はい。お気遣い、感謝です。必ず使いこなしてみせます」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
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