過去ログ - 久「この夏に囚われて」
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21:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 16:58:53.02 ID:/JHwdyX00
「部長は……っ、ぶちょ、は、最初で最後のっ、夏なのにっ、」


「それでも、自分を信じて、って。楽しんできてくれ、って」

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:04:11.63 ID:/JHwdyX00


◆◆◆◆◆◆◆


以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:05:20.06 ID:/JHwdyX00

「……咲」


「ごめんなさい。すみませんでした、ごめんなさい……」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:06:08.87 ID:/JHwdyX00





以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:07:55.45 ID:/JHwdyX00
二人以外の誰にも聞こえないよう、私は咲にささやいた。

耳元で、小さく。それでいて、彼女の耳に確かに届くように。

優しく、冷たく投げかけた言葉は途切れた。ほんの一瞬だけ良心が咎めた気がしたが、敢えて考えないようにした。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:09:01.46 ID:/JHwdyX00





以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:10:14.19 ID:/JHwdyX00
そのとき、今までよりも一層ひどく泣き出した咲に、ついに揺り動かされたのだろう。

まこ、優希、和、須賀くん。みんな、何か口々に言いながら私と咲の方へ駆け寄ってくる。

私は、膝をついて咲を抱きなおした。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:16:37.91 ID:/JHwdyX00
この時、この瞬間。私の中で、この時間は永遠のものとなった。

同時に、咲の中で、長い長い間、終わることのない夏が刻み込まれることとなっただろう。

私の言葉は、私の思惑通りに、咲の弱さへ突き刺さった。
以下略



29:名無しNIPPER[sage]
2015/09/22(火) 17:18:21.91 ID:cVSWw8FGo
黒久


30:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 17:22:53.02 ID:/JHwdyX00
これにてカン、ということで。読んでいただきありがとうございます。

高校野球とかで夏の大会でやらかした下級生がえらく悲劇的に見えることがあって、そういうのを参考にして書きました。html依頼出してきます。



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