過去ログ - 【艦これ】 陽炎「やっと会えた!」 提督「!?」
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◆MZjr3HVuas
[sage saga]
2015/09/25(金) 00:23:20.23 ID:wmYWqFJ40
陽炎「ん……ここは?」
目を覚ますと目の前には清潔感が漂いながらも白く無機質な天井、そして肌に感じる柔らかい布の感触。
「やっとお目覚めかい?」
ふと、隣から低い声が聞こえたので、そこに目をやってみると、白い制服を着た中年の男が座っていた。
陽炎「あの……ここは…………一体……」
男「ここは海軍の治療施設だ。とは言っても、ちっぽけな泊地のだかね」
そう言って男は自嘲気味に笑う。
陽炎「………貴方は……ここの司令官なんですか………?」
男「ああ、自己紹介をしていなかったな……」
男「君の言う通り、私はここの提督を務めている者だ」
冷静な思考を取り戻しつつある陽炎は、提督の今の一言で事態を把握した。
陽炎「し、失礼しました!先程の無礼な振る舞い、お許しください!」
慌てて、ベッドから起きる陽炎。そこに提督は声をかける。
提督「はっはっは、そんなに畏らなくても良いぞ。それに、君は何一つ私に無礼は働いて無い。安心しなさい」
陽炎「は、はい!」
提督「いやいや、そんなに固くならんでもいい。自然体で、楽にしていなさい」
陽炎「で、ですが……」
流石に、初対面の司令官の前で自然体になるのは陽炎でも気が引けるものである。
提督「ふむ、どうやら君は艦娘の様だね」
陽炎「はい」
提督「しっかりと礼儀を弁えてる辺り、余程いい教官に指導された様だな」
陽炎「きょうかん…………?」
提督「……………まあいい。とにかく、ここでは私には普通に接しなさい」
陽炎「でも……それは流石に致しかねます」
提督「そうだな………礼儀を重んじるであろう君ならこの言葉を分かってもらえるだろう」
提督「"上官命令"って奴を……」
陽炎「お言葉ですが、貴方は私の直接の上官ではありません」
提督「言ってくれるな。しかし、階級では私が上だぞ?」
陽炎は心の中で卑怯だなと思いつつも、しぶしぶ提督の言いつけに従うことにした。
提督「それで、他に聞きたいことはあるか?」
陽炎「あの」
提督「何だ?」
陽炎「どうして……私はここに………?」
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