過去ログ - 佐藤心「駄目な女と」モバP「駄目な男と」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 03:02:22.16 ID:7paXrcb70
 そんな風に夢が出来たその子は服飾関係の短大への進学を決めました。しかし、それには問題が一つ。短大へはその子の実家から通うことも出来たのですが、地元でもそこそこ有名な進学校に通っていたその子の両親が短大への進学に猛反対したのです。このままではせっかくできたその子の夢が潰れてしまいます。

悩んだ末にその子は一人暮らしを決めたのです。両親の元を離れることで自分の夢を守ろうとしたのです。この事に激怒した両親からは100万円が入った封筒を渡され、二度と帰ってくるなと言われてしまうのですが。

そうして迎えた卒業式の日です。その子と男の子はいつものファミレスでささやかながら卒業祝いとして一緒にご飯を食べていました。その時に男の子から『もう、毎日は会えないんですね。少し寂しいです』と言われたのです。

 その言葉を聞いて、その子は覚悟を決めました。一世一代、自分には似合わないとは思いつつも、精いっぱい心を込めて、とても不器用な、言葉には出来ませんでしたが、告白をしたのです。

 一つの小さな鉄の塊を、その子にとって新しい居場所であるアパートの鍵を渡して、これからもよろしくと伝えたのです。ですが、その子の想いは男の子には届きませんでした。




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