過去ログ - 雪乃ウルフ -SS速報VIP

過去ログ - 雪乃ウルフ

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 22:53:43.57 ID:/kTTC8++0
ＡがＢに変化したとき、その存在はＡとＢのどちらに定義するべきなのだろうか。

どうでもいい？

いやいや敬遠することなかれ、これは身近な問題である。

以下略

3:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 22:56:24.32 ID:/kTTC8++0
「起きなよぉー、お兄ちゃん。朝だよ」

「あぁ…」

聞きなれた声に、俺は思わず返事をしてしまった。

以下略

4:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 23:01:39.21 ID:/kTTC8++0
「小町。あのさ」

「なに？」

「どうして俺なんかに気をかけるんだ？先週までヤル気満々だったのに」

以下略

5:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 23:06:10.55 ID:/kTTC8++0
小町が階段へ下るのを俺は黙って見届けてから、小町の言ったことを咀嚼することにした。

『言っておくけど、怪異の中で私は至ってまっすぐな類なんだよ。

分かんないのは、お兄ちゃんがねじれてるから』

以下略

6:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 23:08:56.23 ID:/kTTC8++0
臆病風に吹かれて、ひとまず

『親切にしてくれる小町の答えは実は出ていた』という収穫で俺は満足することにした。

それから小町と向かい合って朝食をとり、小町と共に登校をする。

以下略

7:名無しNIPPER[saga]
2015/09/26(土) 23:19:54.39 ID:/kTTC8++0
今日はここまでです。エタだけはしないよう頑張ります
>>5の一部が分かりずらいので下文に書きなおしました。

…つまり小町は俺を起こす理由になんらかの答えをすでに出していて

以下略

8:名無しNIPPER[sage]
2015/09/27(日) 11:54:41.19 ID:w12xmHdi0
つまんね。これから面白くなることに期待するわ。面白くならなかったら……覚悟しろよ

9:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 12:51:21.04 ID:PsNH/l+30
日が半分沈み、俺の瞼も半分沈んだ、無味乾燥な授業の終わり際、担当の平塚先生が俺を睨んだ。

「おい比企谷、このあと一緒に職員室に来い」

「…えっ」

以下略

10:名無しNIPPER[sage]
2015/09/27(日) 13:04:54.01 ID:064pxRwOo
支援します

11:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 14:02:10.66 ID:PsNH/l+30
廊下をぐんぐんと進み、到着した場所は人気のない空き部屋。

平塚先生は周りを見回してから、扉を開いた。

「ここなら、丁度いい。入ってくれ」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 19:05:39.19 ID:PsNH/l+30
「君の妹の怪異の名は『郭公』。その名の通り、かっこうの怪異だったな。

多くは飢饉が発生して、栄養不足によって

死んだ胎児を身籠った妊婦に憑りつくことで知られている」

以下略

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