過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 20 【安価】
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163: ◆GVCfHyzjmtRo[saga]
2015/10/15(木) 02:06:08.14 ID:UkkC4grso

　 　 　 　 　 　 /: . : ./: ./: . : /: . : .:／: . 〃:||: . :', : . , : . : . :､:.:.:.ﾊ
　　　　　　　　/: . : ./: ./: . : /: . :／: . : .〃: .||: . : ｉ : . :, : . : . :',:.:.:.:{
　 　 　 　 　 ｲ/.: .:/: . ′: ./: ／: . : . ／: . : .ぃ: . :|: . :..i : . : . : :,:.:.｢　　　　俺が東都工業大学電気電子工学科重村研究室
　　 　 　／ //: . /: . :ｉ. : . ／: ./: .:／ /: . j: .|: ヾ:..|: . : ﾊ : . : . :.i:.:ﾍ
.　　　　 　 //|:..:/.:./: | : . :′ /:／/: /: ..:/ : |: . : ＼: . : .:., : . :.:.:.:.:.:ﾄ､
.　 　 　 　 {/ |:./.:./: .:|: . /:..://: ./: 〃: ./: . ﾊ: .|: . : ｉー :.:.＼: .:.:.:.:.:|　　　　通称『重村ラボ』を始めて訪れたのは15の時だった
　　　　　　　 У:./ j: .乂':. ://:／／/: ./|: ./::::ｉ:.|: . : |:､: .:.:.:.:. ＼:.:.:/
　　　　　　　　／ィ . : ./: ./:!:.:／:::/j／:;ﾉ::'::　:∨:、:.ﾊ:.:＼＼:.、:.:l/
　　　　　　　　 　 |:ｲ:./／::::|/::　　　　　　　　　 ＼ゞ:.ﾊー―｀¨:リ　　　　付き添い兼、講演の助手としてうちの教授に同行したのだが
　　　　　　　　　 　 リ　|　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/:'　/:i:i:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　　:.　　　＼ -　　　　　　 　 　 r‐:.:i´:.:.:.:.:/ﾘ
　　　　　　　　　　　　 　 :.　　　　　　　　　　　　　 /: :..:.|:.:.:.:./　　　　その教授と重村教授の間に親交があったという訳だ
　　　　　　　　　　　　　 　丶　 ヽ二丶　　　　　／: : : : ﾘﾍ:.:{
　　　　　　　　　　 　 　 　 　＼　　　　 　 　 ／: : : :　　: : :ﾘﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　丶＿ .. ､.:.:.:.´: : : : :　　　　　:､　　　　　　日本は全国的に猛暑で早々に戻りたくなったのを覚えている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}: : : : : :./ 　　 ,，::::¨二ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 :,　　　/　　／:::／:::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｌ　　/　／:::／:::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/j 　/／:::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /::::¨´:::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ヽ:::::::'.



　　　　　　　　　　　　　　　＿. -‐: : : :￣: ｀: ｀:ｰ:＼ゝ、
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼、
　　　　　　　　　　　　　　／: : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : :ｰ、　　　　俺も大概周囲から浮きまくっていたが
.　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : :／: : : : :, : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
　　　　　　　 　 　 　 '"/: : : : : : : : :.:／: : ; : : : : : : : :,､__: : : : ',
　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : :,／: : ／: : :,:ｨ: : :／　　': : : : :、　　　　『重村ラボ』も若くして優秀な人材が豊富だった
　　　　　　　　　　　　;.ｨ: : : : : : :/　'"´　´￣ '";／　　 　 '; : : : ゝ
　　　　　　　　　　　 / l: :/ ヽ: :/　　 、 　 ｰ-　　　　　　　V: : :{
　　 　 　 　 　 　 　 　 l: :{ :ヽ':.{. 　 　 `.T ｧ- ､｀`　　 ＿_　jハ!　　　　無作為底浅陰気根暗エロもやしこと茅場晶彦も
　　　　　 　 　 　 　 　 ﾊ:.! ､! ':|　　　　　￣　　　　ィ┬-　/
.　　　　　　　 　 　 　 　 八, ､ 'l　　 　 　 　 　 　 .:　￣´ .'
　　　　　　　　　 　 　 　 }: l　:.　　　　　 　 　 　 .::　 　 /　　　　その1人で、会ったのはその時が初めてだったのだが
　　　　　　 　 　 　 　 　 j/l.　 ､　 　 　 　 　 `　'　 　 ,
　　　　　　 　 　 　 　 　 r l.　　丶 　　`　　　 _
　　　　　　　　　　　　 ,. l ヽ　　　 ＼　　　ｰ　　 ／　　　　実は第一印象はそれほど悪いものではなかった
　　　　　　　　　　　／　l　 ＼　　　　　､　 　.／
.　　　　　 　 　 　 /　 　.!.　　 ＼　　　　/.､´
　　　　　　　　／/　　　.|　　　　 ＞.､ ノ　.ト､　　　　　既に若き天才プログラマー、量子物理学者として名高かったからだ
　　　　 _　-　　 ,'　　 　 lヽ.　　 　 /::::::ヽ　l　ヽ
　-‐　　　　　　 l　　　　 l　＼　　/l:::::::::l ', .!　　､ _
　 　 　 　 　 　 l 　 　 　 l　　 ＼,' .ト--{　V ,　　 ､＞．_　　　　　　俺なりに人間性を把握した後については言うまでもない
　-　、　　　 　 l　　　 　 .ｌ　　　　　l::::::::::, 　 ',　 　 、　　＞｡､
.　　　＼　　 　.l　　 　 　 .!　　　　　l:::::::::::,　　,　 　 ＼　　 　 !
.　　　 　 ､　　 !　　　　　　l　　　 　 .l:::::::::::, 　 ',　　 　 ヽ　 :　!　　　　ただ、その圧倒的な才能は紛れも無く本物だった
　　　　　　　　l　　 　 　 　 !　　　 　 l::::::::::::,　　,　　 ／　　.l .|



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