過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 20 【安価】
1- 20
517: ◆GVCfHyzjmtRo[saga]
2015/10/27(火) 00:04:57.06 ID:e9ic9ps6o

※遅くなってしまってすいません……。


2023年03月20日(月) PM 05:15

エギル「やはり主催者がいてくれると違うな」

バルド「そうだね〜」

そう言ってもらえるのは有り難いし、もし本当にそうならば主催者冥利に尽きるという物なのだろうが、

残念ながら殆ど役に立てていないというのが実際の所だ。

人前で落ち着いて振舞えるかという点が懸念されていたアヤマルが、今ああして周囲に馴染んでいるのも、

自己紹介で詰まった時に恥をかかずに済んだのも、エギル達や《風林火山》の面々が間髪入れずにフォローしてくれたからだ。

俺は軽妙かつタイミングの良い言葉運びで彼らが雰囲気を明るくするのを畏敬の眼差しで見ていたに過ぎない。

予め予想して対策を講じることは出来ても、当意即妙とでも言おうか、

ああやって柔軟に機転を利かせて上手く納められる自信は無い。

踏んできた場数の違いなのだろうな……などと言えば聞こえはいいが、

俺に経験が不足しているのは単に知人が少ないせいなので全く立つ瀬がない。

アーテル「とんでもない、皆さんのお陰です」

バルド「なにかとお世話になってるからね〜当然だよ、むしろもっと手伝いたい位でね」

エギル「斬った張っただけじゃなく支援組織の運営みたいな事までしてるんだからな」

アーテル「そっちはアルゴや協力して下さる皆さん達のお陰ですね」

エギル「昨日も大人しく休んでるかと思いきや大立ち回りだったらしいし今日も……いや、まあ、なんだ」

エギル「15層の《フロアボス》を倒したうちの1人だったってのに、その後の祝勝会に参加出来て無かっただろう?」

バルド「今回エギルさん達や知育会の皆さんに相談させて貰ってね」

気付けばエギルの友人、ダリミル、ラディスラフ、オレクのイケメン紳士達が子供達の相手を買って出て、

サーシャさんとトモミの負担を減らしてくれているし、ハインリッヒさん達《鼠の知育会》スタッフ達も動き回ってくれていた。

エギル「その分今回位はのんびりしてもいいと思うんだがな」

俺は今月の3日に編成された15層《フロアボス》討伐レイドに参加し、無事に討伐。

ここ16層《主街区》の《転移門》を有効化するのに同行し、その後トモミ達を迎えに《リブミア》へ戻り《主街区》まで運んだ。

直後、無作為底浅陰気根暗エロもやしから不正アクセス及びアカウント上書き行為に対するペナルティを受け、

14日間の強制オレンジ化と相成った俺は、その日に予定していた祝勝会を主催者自ら欠席する羽目になったのだった。

そうか、これは強制オレンジ化から復帰後初の祝勝会という事になるのだな。

14日間謹慎を強いられた影響で16層《主街区》であるここ《アラード》は有効化しに来た時以来だし、

16層17層18層がどんな環境だったのかも実際に体験出来ておらず、未だに足を踏み入れ損ねたままになっている。

バルドさんが今回会場を《アラード》で探してくれたのも俺への配慮だったのではないだろうか。

強制オレンジ化というペナルティ自体やそれによって被った影響は全て俺の自業自得だし、

実際何があったのかを説明するわけにもいかなかったのだが……それだけに非常に申し訳ない。

本来気を遣うべきは俺の方だろうと思うのだが……皆からの厚意に感謝し深く頭を下げた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1286.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice