過去ログ - 【SAO】アインクラッドでおっかなびっくり生きる 20 【安価】
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603: ◆GVCfHyzjmtRo[saga]
2015/10/30(金) 23:28:30.65 ID:PcvCZNywo

>>602 8 小さなNPCレストランを貸切って顔合わせ。(ギルド所属の全女性プレイヤー+上記男性5名の計20名が参加)


2023年03月20日(月) PM 09:00

ギルドに新しく加入するキャロルというプレイヤーとの顔合わせが小さなNPCレストランを貸切って行われる事になった。

男性恐怖症という事情を説明し、理解を求める為の場であろう事は想像に難くない。

俺達はアルゴから事前に事情を聞いていたが、そうでない他のメンバーは驚くかもしれんな。


装備のメンテを終えたその足でトモミとマサムネと共に向かうと、

キリトとバルドさん、無作為底浅陰気根暗エロもやしとアヤマルが店の外で待機していた。

トモミとマサムネに先に店内に入ってもらい、キリトから話を聞くに、

まず女性プレイヤーが多いという事を実際に見せて安心して貰おうという意図らしい。

中には《Hall of World》に所属している全ての女性プレイヤーが集まっている様だ。

サーシャさんに加えてミナ、アリシア、インデックスの幼年組女子まで参加しているので、

教会で留守番をしているであろうギン達はさぞかし落ち着かない思いをしている事だろう。

店の外で待機している俺を含めた5人と合わせると、全部で20人という事になる。

女性陣への紹介と説明が終わったら、続いてキリトが男性恐怖症の対象になるかなどを調べるものと想われる。

アルゴ曰く、キャロルは成人男性に恐怖を覚えるが、彼女の弟は大丈夫だったそうだ。

アルゴの事前説明をアスナと一緒に聞いていたキリトによると、キャロルは同級生の男子達も怖かったらしい。

キャロルは現在15才なので、必然的に同級生たちも15才前後になるのだが、

キリトは現在14才で、しかも――中性的と言っては失礼になるかもしれんが、線は細い方だ。

もしかしたらキャロルの弟同様、大丈夫かもしれないという訳だな。

まあ、俺やヒースクリフこと無作為底浅陰気根暗エロもやしとアヤマルはまず間違いなくアウトなので、

必要な説明やら配慮といった気を遣いそうな事をせずに済む分楽をさせて貰って申し訳ない気はする。

せいぜい少々待機時間が増える程度だからな。

ヒースクリフ「キャロル君はレベル34に達しているらしいね」

アヤマル「さ、さ、34って……す、凄いですね……」

ヒースクリフ「私とアスナ君に次ぐレベルだよ、ルイコ君より3つも上なのだ」

ヒースクリフ「精神的な問題で一緒に肩を並べて戦えないというのが実に惜しい」

キリト「しかもそこまでソロで上げたらしい」

アーテル「男性プレイヤーを避けながら、か」

キリト「避けた結果ソロになったというだけで、したくてソロだった訳じゃないんだよな……」

アーテル「難儀な話だな」

アーテル「僻地で狩りをしていたお陰で出逢えたとエストが言っていたが、そんな所に好き好んで出向くのはあれ位だ」

キリト「ソロはどうしても想定外のトラブルに弱く、リスクが高い」

アーテル「うむ」

キリト「一緒に戦えるようになるといいんだけどな」


外に顔を出したアルゴに手招きされてキリトが店内に入って数分後、

再び外へと出てきたアルゴに招かれて刺激しないようにゆっくりと店内へ入った。

この感じではキリトもアウトだったのだろう。

……もし恐怖を感じずに済んだなら、一緒に組む事も出来ただろうにな。

難儀な事だと思いながら、キャロルという娘を探して店内を見回した。



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