過去ログ - 島村卯月「ウィンク」
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:17:40.16 ID:vD0nrHLso
プロデューサーさんからソロ活動の話を聞いたのは、ailes結成からおよそ一年半が経った頃でした。

その頃ailesは、音楽番組の出演やラジオのパーソナリティーなど、一段山を超えてそこそこお仕事をいただけるような所にいました。

ソロ活動の立案はプロデューサーさんではなく、プロデューサーさんの上司の方だと聞きました。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:18:40.11 ID:vD0nrHLso
菜々「ailesは……それに卯月ちゃんだって……」

P「何も今すぐ答えを聞かせろとはいっていない。嫌なら俺が何とかしてailesを続けられように取り計らうから、菜々はよく考えて答えを教えてくれ」


26:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:19:11.16 ID:vD0nrHLso


――――ailes。


以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:19:42.81 ID:vD0nrHLso
卯月「菜々ちゃんは、ソロがやりたいのですか?」

菜々「……私は、その……卯月ちゃ」

卯月「菜々ちゃんの、話です」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:20:48.01 ID:vD0nrHLso
卯月ちゃんが夜遅くまで、レッスン場に残っていた事は知っていました。

歌姫、なんて言われるアイドルと共演した際には、楽屋に押しかけて歌の指導をうけたりしていたのも知っていました。

地方のあいさつ回りでは私の倍以上、休まないで握手に励んでいたのを知っていました。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:21:28.05 ID:vD0nrHLso
卯月ちゃんのやる気に何度、スイッチを押されたでしょうか。

卯月ちゃんの純粋さに何度、助けられたでしょうか。

卯月ちゃんの笑顔に何度、救われたでしょうか。
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:28:31.71 ID:vD0nrHLso
菜々「卯月ちゃん。私の好きなところ、教えてくれませんか」

卯月「好きなところ、ですか。そうですね……。小さくて可愛いところとか、すっごく勉強家なところとか、優しいところとか、でもここぞって時にはきちんと叱ってくれてフォローしてくれるところとか、お姉さんぽいところとか、時々見せる隙みたいなところとか……あとは、そうですね」


以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:29:11.00 ID:vD0nrHLso
菜々「ソロ、頑張るね」

卯月「……はいっ!」


32:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:30:38.52 ID:vD0nrHLso
菜々「バレちゃうんじゃないですかー?」

卯月「大丈夫ですよ、そこまで細かく私を見てる人なんていないです」

菜々「そうでしょうかねぇ」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:31:06.53 ID:vD0nrHLso
そうして、二人は狭いワンルームで背中合わせのまま、眠りにつく。


34:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:31:36.36 ID:vD0nrHLso
未央「あっ、菜々さんだ」

凛「ソロなんて珍しいね」

未央「ウィンクした」
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