過去ログ - ?「咲が好きなのは私!」咲「ふえ?」
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199:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 06:25:14.69 ID:cAzp1k8A0
由暉子「……確かに先輩方についてはそう思っても仕方無いかも知れません」

由暉子「……実は、咲さんがここに来る事には……皆さんは反対でした」

由暉子「面倒だからなどではなくて、ちゃんと咲さんの事を考えて、です」ソッ

由暉子「ですが、こうも言ってくれました」

由暉子「ユキが彼女を助ける手伝いをする、って」

由暉子「先輩方はちゃんとした考えで咲さんと距離を取っているんです」

由暉子「ですから嫌われているとか、迷惑を掛けている、なんて思う事は無いですよ」

由暉子「……ただ、どうしても信じられないならそれでもいいと思います」

由暉子「でも……私だけは信じてほしいです。無理、ですか?」

咲「……」

由暉子「……では、こうしましょう」

由暉子「目が治ったら、今度は私が漂白剤を浴びます」

咲「そ、そんなっ」

由暉子「そうしたら咲さんがお世話してください」

咲「やめてよ!」

由暉子「大丈夫です、ちゃんと薄めますから」

咲「どうしてそんなこと言うの……」

由暉子「咲さんが信じてくれるのなら。それで咲さんが少しでも楽になるなら」

由暉子「このくらい何てことありません」フワッ

咲「っ……」

由暉子「私は咲さんを信じていますから、躊躇うことなく身を任せられます」ナデナデ

咲「……っ……」ポロポロ

由暉子「大丈夫ですよ……例えどうなっても、私はあなたのそばにいますから……」

由暉子「私だけでも信じていいんですよ」



少しずつ、何かが壊れる音がする。それはあなたの壁か、私の心か

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