過去ログ - ?「咲が好きなのは私!」咲「ふえ?」
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203:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:42:19.98 ID:cAzp1k8A0
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咲「食事にしようか。もう空いてる頃じゃないかな」

由暉子「あ、はい」

以下略



204:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:44:40.50 ID:cAzp1k8A0
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咲「夏でも、夜はちょっと冷えるね」

由暉子「そうですね」

以下略



205:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:48:28.13 ID:cAzp1k8A0
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咲「これからどうしようか。私は皆に言っておけば大丈夫だけど」

由暉子「あの、今夜は二人きりでいたいです……もし良ければ私の部屋に泊まってください」

以下略



206:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:50:18.43 ID:cAzp1k8A0
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咲「由暉子ちゃん、髪長いね」

由暉子「すみません、ドライヤーかけてもらって」

以下略



207:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:52:43.41 ID:cAzp1k8A0
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咲「由暉子ちゃん、冷房効きすぎじゃないかな」

由暉子「厚手の布団を用意したので大丈夫です」

以下略



208:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:54:17.53 ID:cAzp1k8A0
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咲「着いた」

由暉子「私達が出会った場所、ですね」

以下略



209:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:57:01.67 ID:cAzp1k8A0
お互い告白は無かったものの、そのような関係として心を交わしてきた。

咲「えっと……まずは、一日付き合ってくれてありがとう」

咲「おかげで、最後に楽しい思い出がいっぱい出来たよ」
以下略



210:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 07:59:48.27 ID:cAzp1k8A0
由暉子「……咲さん」

ずっと考えて、勇気を振り絞った告白。きっと、最初で最後の……

だからそれに答える言葉も、ずっと考えて何度も悩んで恥ずかしさも忍んで手を握りしめて、精一杯伝える気持ち。
以下略



211:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 08:01:44.36 ID:cAzp1k8A0
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咲「それじゃあ、さようなら」

由暉子「お元気で」

以下略



212:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 08:04:56.83 ID:cAzp1k8A0



そして私達は今度こそ本当に……それぞれの道を歩んだ。

以下略



213:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/14(木) 08:16:03.30 ID:cAzp1k8A0
終わりです

暗い話といっても前のような人物が暗い、いわゆる鬱系に属するものと
後者のように絶望的な状況の暗さとそこへ向かう人との対比、という類の話もあるので迷った末に両方提示した次第
個人的には暗さでは前者、より奇麗なのは後者ではないかと
以下略



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