過去ログ - 一夏「人の気持ちを考えろか」
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7:名無しNIPPER
2015/09/28(月) 20:33:28.52 ID:HQmGaUI60
ラウラ「くっ」


バッ


滴り落ちる血の雫を払いボールペンを抜きながらラウラが一歩後退する。


ラウラ「サブミッションの弱点を突いたつもりか?」


一夏「ふんっ!王者の技など寝言は寝て言え!」


一夏「極技という名の終着点は人間の知能!それにより生体的弱者である人は勝者へ上り詰めた!」


一夏「道具を使わない者など必然的に敗者なのだ!」


ラウラ「ふっ」


一夏「なにがおかしいッ!」


ラウラ「貴様はサブミッションを知らない」


ラウラ「だからおかしいのだ」


一夏「ほざけ!なにを言おうが初手をしくじった貴様の言うセリフではない!」


一夏「ふんっ!」


ゴキン!


一夏は鈍い音を出し外れた肩を元に戻す。


一夏「ぢっ・・・」


ラウラ「映画の見すぎだ」


引き抜かれたボールペン。地面にたれる血の跡が相手へと伸びる。


一夏へと垂直に放たれたそれが再び戦いの合図となる。


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