過去ログ - モバP「幼年期の終わり」
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14:名無しNIPPER[sage]
2015/09/28(月) 22:03:23.18 ID:U4YCsvito
桃華「アイドルとしての目標、ですの?」

卯月「はい、お二人はどう考えているのかと」

桃華「目標ねぇ……。わたくしはないですわ」

雪美「私……ある……」

卯月「どんな目標ですか!?」

雪美「ペロとお揃いの……お洋服が着たい……」

桃華「ペロって……雪美ちゃんのペットの猫でしたわね。
   服を着ているのを見た事はありませんけど」

雪美「黒くて……耳のあるお洋服……着たい……」

卯月「プロデューサーさんに頼めば着れそうですけど……」

雪美「……!」

桃華「『その手があったか』みたいな顔してますわ」

雪美「私……いつもPが持ってくるお仕事だけやってた……。
   自分からやりたいって言った事……ないから……。
   頼むなんて……考えた事ない……」

桃華「わたくしもそうですわね。進んでやってみたいと思う仕事は特にありませんわ」

卯月「それじゃあ……なんでアイドルになったんですか?」

桃華「わたくしはとあるパーティに参加してましたら、Pちゃまにスカウトされたんですの」

雪美「私も……学校帰りに……スカウトされた……」

卯月「二人ともスカウトされて、アイドルになったんですね」

桃華「あと杏さんもスカウト組ですわ。わたくし達は一般人からのスタートでしたの」

雪美「でも……みくは違う……。元からアイドル……だった……」

卯月「他の事務所のアイドルでしたっけ」

桃華「卯月さんも候補生からスタートでしたからわたくし達と根本から違いますわね」

卯月「根本ですか?」

桃華「ええ。だってわたくし達と違って、卯月さんやみくさんはアイドルを目指していた
   人間ですもの。アイドルに対する考え方もまた別のものでしょう。
   とりあえずわたくしは今この時を楽しむ。それを目標にしますわ」

雪美「私も……今はアイドルが楽しいから……それでいい……」

卯月「楽しいだけでもいいんでしょうか?」

桃華「ダメと言われたら困りますわ。それに自分が楽しいと言うのは何事にも大事だと思いますの。
   自分が楽しんでいないのに、周りを楽しませることなんて出来ませんわ」

卯月「……」

桃華「何か思い悩んでらっしゃるようですけど、わたくしが力になれるのは多分ここまでですわね」

雪美「もっと力になりたい……けどまだ難しい……」

卯月「……いえ、ありがとうございます。なんだか少しずつわかってきた気がします!」

桃華「それは良かったですわ。そういえばみくさん、この後ここに来る予定ですわね」

卯月「私、待ってみます」

雪美「頑張ってね……」

卯月「はい!」


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