過去ログ - いろは「ねえ先輩」 八幡「んあ?」
1- 20
6:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2015/09/29(火) 22:49:47.85 ID:DPLn3kKsO
八幡「それで、何作るんだ?」

いろは「うーん、そうですね〜...」

八幡「今ある材料だと、作れるのは...シチューと...野菜炒めと...味噌汁と...くらいか。あと、昨日の残りの肉じゃががある」ガチャ

八幡(汁物二つになるから、味噌汁無しにしよ。こいつシチュー好きだし)

いろは「え...肉じゃがあるならいいですけど、なんか野菜ばっかりじゃないですか?お肉とかお魚とか...」

八幡「今日買い物行ってないからな...。っつうか、この前『ちょっと太ったんで、お肉はNGで!』ってお前が言ったから、そういうのは控えてんだろ」バタン

いろは「うわあ...女の子に、それも彼女に太ってるとか」

八幡「いや、お前が言ったことを再現したまでだろ...。しかも、その時に俺はそんなことないって言ったし」ガチャガチャ

いろは「そうですね。その時、私の体中を嫌らしい目線で舐め回すように見てましたし」

八幡「なんかお前、雪ノ下に似てきたか...?俺の心をどんどん抉っていくな...」トントントン

いろは「彼女相手に他の女の名前を出さないでください。嫉妬しちゃいます」

八幡「ああそーかい」ザクザク

いろは「そーです。...ま、先輩にならそんな視線を向けられても、嫌な気はしませんけどね」

八幡「はいはい、ビッチビッチ」トントントン

八幡(『ビッチビッチ』って言ったら、なんか魚が跳ねてる音みたいだな...。明日は魚にしよ)トントン

いろは「なんかどうでもよさそうなこと考えてる目ですね...。って言うか、私はビッチじゃありません。何回言ったら分かるんですか?」

八幡「はいはい」パキッ

いろは「それと、仮に私がビッチだとしても、そんなビッチな彼女と二ヶ月も同棲しておいて、未だキスしかしてないチキンはどこの誰でしょう?」

八幡「う、うぐっ...」コトコト

いろは「おや、ぐうの音は出るようですね」

八幡「...チキンで悪かったな」コトコト

八幡(そりゃ俺がチキンってのもあるが、今はコイツを大事にしたいんだよ...。まあ、そんなの言い訳だな)コトコト

いろは「まったく...」

いろは(まあ、大事にされてるのはすごくわかるし、幸せですけどね...)

八幡「そんなチキンな俺が作ったシチューで許してくれませんかね? あ、チキンは入ってないぞ」

いろは「え...あれ?もうシチュー出来てるんですか? あ、野菜炒めもあとは焼くだけだ...」

八幡「ほれ、味見も兼ねて」グイッ

いろは「は、はい...」クイッ

八幡「どうだ?」

いろは「...まあまあじゃないですか?」///

八幡(あ、旨かったんだな。良かった...)

いろは(なんでこの人、この二ヶ月で私の好みをドンピシャで突けるようになってるの!?)///

八幡「あと野菜炒めとくから、肉じゃがとか皿とか出しといてくれ」

いろは「はい...」///

いろは(なんだかんだ料理も全部してくれたし、ほんとこの人は...)///



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/37.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice