過去ログ - 女勇者「勇者よりも、お姫様になりたかった」
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3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/09/30(水) 19:25:51.35 ID:Kfzyy5RB0
一世紀程前、魔王を名乗る者が人間達に攻撃を仕掛けてきた。
それまで魔物すらいなかった世界に突如現れた、人間の『天敵』である。

人間達は総力を上げて魔王に立ち向かったが、魔王率いる軍勢は圧倒的な強さで人間達を蹂躙した。

一族当主「国々は争いで疲弊し、次々と白旗を上げていく中――女神を祀っていた一族の者が、女神の加護を受け、魔王に立ち向かった」

それが『勇者一族』の始まりである。

一族当主「魔王は勇者に討たれる前に予言した。『後に、我の意思を継ぐ者が再び現れ、世界を蹂躙するだろう』と」

勇者「はい――そして我々『勇者一族』は魔王との戦いに備え、その技を磨いてきた」

一族当主「我々一族の中で、最も女神の加護を強く受けているのはお前だ」

勇者「……はい」

一族当主「一族の者を率いて、必ずや魔王を……!」

勇者「……」

わかっている。幼い頃から何度も聞かされてきた言葉。

その為に自分は修行を続けてきた。
自分の性――女であることを、抑圧してまで。

勇者「必ずや魔王を討ち取ります」

それが使命なら、果たさねば世界を裏切ることになる。
我慢は、もう慣れた。


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