過去ログ - 提督の徒然日記
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25: ◆EqCbwCCNbg[saga]
2015/10/05(月) 23:29:06.60 ID:PjRqrVqf0
>>24 すまん秋津洲、今度いい迷彩化粧品買ってあげるから待て二式大艇ちゃんは投げ捨てるものではn(ドゴーン)


[10月5日]


私の執務室は大概和室になっている。やはり畳はいいものだ

最近ようやっとちゃぶ台を購入し私の求める和室が完成させることができて非常に嬉しい限りである

そして今日も朝食前に任務の確認をしようと執務室に向かうと、そこにはすでに朝食の準備がされていた

秋刀魚、そしてご飯に味噌汁、漬物。シンプルかつ完璧なラインナップだ

そしてちゃぶ台の両脇で座っていたのは浴衣姿の雷と電だった

どうやらこの二人が用意してくれたようで、思いがけない出来事に驚いているうちに私は「提督」と書かれた座布団に座らされた

秋祭り着て以来気に入ったらしく浴衣姿でいることが多くなった二人だが、この構図ではまるで幼妻である

などと考えているといつの間にか二人共席に着いており促されるままに私たちは手を合わせ食事を始めた

いや、そうではない。なぜこのような事になっているのか?と素晴らしく旨い朝食に舌鼓を打ちつつも私は問うた

どうやらこの和室執務室の完成を記念して、このようなサプライズを考えてくれたらしい

初期艦である電に発足後すぐに着任した雷、ずっと和室を作りたいと一人計画していた私を二人は見ていたのだ

まさか見られていたことも驚きだが、こんな粋な計らいをしてくれた事に本当に感謝した

これぞ、まさに日本の食卓だ。一度でいい、こんな食卓を誰かと囲みたいと思っていた

思い掛けず私の願いを叶えてくれた二人に厚く礼を言うと

雷は、いつものようにもっと自分を頼っていいのだと胸を張って笑った

電は、こんなことでいいならいつでもしてあげると微笑んだ

こんな「娘」を持って私は果報者なのだろう。この子達のために今日も張り切って執務にのぞまねば


その後雷の淹れてくれた熱いお茶を飲みながら、暁と響の話を聞いた

暁は改二になってほんの少しだけレディっぽくなった気がするだの、響はロシア語が増えてたまに何を言っているのかわからないだの

最近は一緒に編成されることが少なくなったと寂しげに漏らしていたのでたまには4人で遠征に行かせよう。ささやかな恩返しだ


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