17: ◆OopsY78p7.[sage saga]
2015/10/01(木) 23:35:31.35 ID:l6Cnqsp00
不知火「先程言った通りです、陽炎の顔色が優れないのでもしかしたらと」
提督「成程、どれ……」
陽炎「え、ちょっと……!?」
手で顔を隠したのは反射だ。
司令の顔が近づいてくるのが恥ずかしかったのもあるが、疲れた顔を見られたくなかったのが大きい。
ただ、それは完全に作戦ミスだった。
司令が私の両手の手首を掴んで広げてしまった。
あの時と同じ強い手。
一瞬で夜のことを思い出す。
司令が何か言っているが全く頭に入らない。
司令の熱が鮮明に手首から伝わってくる。
陽炎「あ、あ、あ……」
昨晩の妄想の相手が、
今、目の前で、
昨日使った、
手を!!?
提督「オイ、どうし「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」」
もう駄目だった。
私は司令の手を全力で振り切り叫びながら逃げ出した。
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